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児童ら「古紙」など学ぶ♪みついしDai好きフェス

大阪・難波に近い和歌山県橋本市北部の新興住宅地の拠点、南海高野線・林間田園都市駅前で、街の魅力づくりを目指す「みついしきれいDai好きフェスティバル」が開かれた。これは地元の三石台区自治会・専門部会「みついしDai好きプロジェクト」が企画・運営し、家族連れら約300人が古紙リサイクルについて学ぶなど楽しく交流した。
同フェスティバルでは、今回初めて「古紙(こし)―1(わん)グランプリ」を企画。現在、市営ゴミ焼却場に集まる可燃ごみのうち、もったいなくも「リサイクルできる古紙」が12~13パーセントも含まれているため、「資源ごみを大切にしよう」と実施した。
これには市立三石小学校の児童ら約60人が参加。家庭ごみの中から、児童らが古紙(リサイクルできるもの)と思う紙類(お菓子の空き箱、紙コップ、トイレットペーパーの芯など)を持ち寄った。
司会者はゲーム形式で紙類の名前を挙げ、例えば和菓子の空箱は「古紙(リサイクルOK)」で、紙コップは「コーティングされていて古紙ではない」などと回答。児童らは、答えが発表されるたびに歓声を上げ、古紙に関する知識とリサイクルの大切さを学んだ。
駅前広場に敷いたブルーシートには、各家庭で不要になった図書や、おもちゃが置かれ、訪れた家族連れらは、その中から好きなのものを選んで、自由に持ち帰った。このほか住民らが持ち寄った缶詰や調味料(賞味期限まで1か月以上)などは、同市内の「こども食堂」に寄贈、活用してもらうことにした。
同フェスティバルは「この街はきれいで、安心して暮らせる」魅力をアピールしようと、平成29年(2017)12月から毎年2回、「一斉清掃の日」の掃除を済ませた後、開催してきた。
リーダー役を務めた大谷剛志(おおたに・つよし)さんは、「これからも子供から高齢者まで、多くの人々が憩える場所づくりや、駅前マルシェなどの開催なども視野に入れて、地域の魅力を発信していきたい」と話していた。
写真(上)は「古紙(こし)―1(わん)グランプリ」を楽しむ大勢の児童たち。写真(中、下)は林間田園都市駅前のブルーシートに置かれた沢山のおもちゃや本のいろいろ。


更新日:2019年6月5日 水曜日 00:00

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