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筒香選手に子供ら大喜び♪ふる里橋本でスポーツ推進
和歌山県橋本市出身のプロ野球・横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智(つつごう・よしとも)選手(27)が、橋本市スポーツ推進アドバイザーに決まり、1月20日(日)午前10時から、市立橋本中央中学校で、同市内のスポーツ指導者や関係者ら約100人が出席して就任式が行われた。同アドバイザー就任は、筒香選手が第1号。任期は2021年3月31日。
平木哲朗(ひらき・てつろう)市長は、筒香選手に委嘱状を手渡した後、「本市から筒香選手のような偉大なスポーツ選手が生まれ、誇りに思っています。きょうは指導者や子どもたちが、筒香選手から何かを感じてもらい、スポーツ振興につなげてほしい」と挨拶した。
これを受けて筒香選手は「自分が経験したことや、これから学んでいくことを、子どもたちに還元していきたいです」と力強く述べた。
午後2時からは同中学校で、「筒香選手とのミニ運動会」が開かれ、同市スポーツ少年団(10競技42団体)の小学校4年と6年生のうち、希望者約70人が参加した。
前半、子供たちは、筒香選手が小さい頃から今も実践しているという、ウォーミングアップ=ブリッジやマットを使っての前転、倒立歩行(逆立ち)=に必死で挑戦した。
後半は運動会形式で、ムカデリレーや綱引き、縄跳びなどの競技が4チームに別れて行われ、子供たちは仲間にエールを送り、会場は熱気でいっぱい。
筒香選手は「自分の体を自由に操ることは難しい、と感じてもらえたかなぁ。もっともっと失敗して、出来ない事にチャレンジを。失敗は決して恥ずかしくありません」と、子どもたちを激励した。
茶の間のテレビ画面から出てきたように、すぐそばから語りかけてくるほんとうの筒香選手に、子供たちは「声をかけてもらって嬉しかった」「ぼくもあんなプロ野球選手になりたいと」などと、嬉しそうに話していた。
写真(上)は橋本市スポーツ推進アドバイザーの委嘱状を受ける筒香選手=右は平木市長。写真(中、下)は子供たちの縄跳びなどを見守る筒香選手。
写真・ 記事= 山田和則 記者(ボランティア)