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最長寿105歳近森さん祝福♪平木市長が花束贈る
和歌山県橋本市の平木哲朗(ひらき・てつろう)市長は9月18日、同市内で最長寿者の近森澤子(ちかもり・さわこ)さん(105歳)=境原77=方を訪問し、花束と祝金を贈って健康長寿を祝った。
近森さんは高知県出身。25年前に夫(税理士)を亡くし、大阪で1人暮らし。6年前に橋本市在住の長男で元会社員の彬(あきら)さん(77)夫婦宅に引っ越した。
一時、肺炎で入院したり、高齢者介護施設に入所したりしたこともあったが、今は元気を回復して、デイサービスに切り替え、「訪問看護ステーションなのはな」の主任介護支援専門員・南都萌子(みなみ・ともこ)さんが訪問し、日々の健康を見守っている。
近森さんは普段、車椅子を使う程度で、目鼻口はしっかりして、体も至って丈夫。食欲旺盛でとくにウナギもお肉も大好き。長男夫婦と食事や会話、テレビなどを楽しんでいる。
この日、平木市長が訪問すると、近森さんは車椅子で待っていて、にっこりと会釈。平木市長から花束・祝金を受け取ると、「ありがとう」というふうに笑顔でお礼を述べ、平木市長は「とてもお元気ですね。来年も再来年も、ずっと訪問させてください」と、耳元へ話しかけていた。
橋本市いきいき長寿課の説明によると、橋本市内で100歳以上(8月31日現在)は49人(女性43人、男性6人)。最長寿女性は近森さん、男性は西浦繁一(にしうら・しげいち)さん(103歳)=三石台2丁目=で、和歌山県内の最長寿者は海南市在住の女性(111歳)。
平木市長は9月21日、西浦さん方を敬老訪問する。
写真(上)は平木市長から花束を贈られる近森さん。写真(中)は南さんの訪問看護を受ける近森さん。写真(下)は橋本市の女性最長寿の記念撮影=前列は金森さんと平木市長、後列は長男・彬さん夫婦。