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「一滴の水」感じてね♪堀江さん道頓堀で水彩画展
「一滴の水」をテーマに水彩画を描いている和歌山県橋本市隅田町垂井の画家・堀江壽碩=ほりえ・じゅせき、本名・頴市(よういち)さん(82)の水彩画展「北海道の風景と花」が、5月18日(木)~同23日(火)、大阪市中央区道頓堀1の10の7、「ギャラリー香(かおり)」(なんば・松竹座前)で開かれる。堀江さんは「私の水彩画から、命の根源である〝水〟を感じてもらえたら光栄です」と言っている。入場無料。
堀江さんは橋本出身で橋本在住だが、1年の約半分を「水の素晴らしい」北海道虻田郡京極町のアトリエで水彩画の制作活動を続け、2年に1度の割合で、大阪や北海道などで個展を開催し、今回で25回目になる。
今年の水彩画展では「水のきれいな「羊蹄山(ようていざん)とふきだし公園」、雪の積もった「残月の羊蹄山」、瑞々(みずみず)しい「ふきだし公園の桜」など北海道の風景11点、「バラ」「ゆり」「ぼたん」「福寿草」など花7点、堀江さんが利用している「未来へ出会いのフェリー」(新日本海フェリー)や自宅のある「垂井(たるい)の郷」の風景2点の計20点を出展。
堀江さんは少年時代、文芸・同人誌に「人は水滴として生まれ大海(社会)に出る」という随筆を寄稿。以来、命の根源を水と考え、1989年から「一滴の水」を主題に水彩画を描いてきた。
堀江さんは現役時代、橋本・伊都地方で一級建築士として活躍。今は橋本や北海道で農作業と書画に勤(いそ)しみながら「一滴の水」の心を探求。「大阪に来られたら、ぜひ、立ち寄って、水をテーマにした景色や花々の絵をご覧いただきたい」と言っている。
「ギャラリー香」は地下鉄なんば駅14番出口から北へすぐのところ。開館時間は午前11時~午後7時(最終日は同5時)。問い合わせは堀江さん(電話・ファックス=0736・34・2209)。
写真(上)は堀江さんの水彩画「羊蹄山のふきだし公園」写真(中)は堀江さんの作品制作風景=橋本市の自宅アトリエにて。写真(下)は出展される堀江さんの作品=(左上から)バラ、カサブランカ、黄色いぼたん、福寿草、バラ。