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陳・台北総領事ら〝幸村の里〟訪問♪親善交流誓う

NHK大河ドラマ「真田丸」は、日本と友好関係にある台湾でも放送されたが、その台湾総領事館にあたる台北駐大阪経済文化弁事処の陳訓養(ちん・くんよう)総領事は、このほど戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町=岡本章(おかもと・あきら)町長=などを訪れ、「友好親善交流」を誓い合った。
岡本町長と亜東(あとう)親善協会の大江康弘(おおえ・やすひろ)会長ら一行は今年3月上旬に台湾を訪問。岡本町長が幸村、大江会長が父・昌幸の甲冑姿で、台北駅イベントスペースを練り歩き、随行職員らがパンフレットを配布。「ぜひ九度山へ」と観光アピールしてきた。
今回、九度山町を訪れた台湾関係者は、陳総領事と洪英傑(こう・えいけつ)副総領事の2人で、先ず紀の川市の「桃山まつり」で桃源郷を眺めた後、九度山町を訪問。
九度山・真田ミュージアムで昌幸・幸村父子と嫡男・大助の甲冑姿や、「町家の人形めぐり」特設会場で、手作り「戦国ジオラマ・冬の陣 大坂城」(4層屋根=高さ約1・5メートル)などを観覧。弘法大師・空海の御母堂を祀る女人高野別格本山・慈尊院では、高野山案内犬「ゴン」の彫像前で、安念清邦(あんねん・せいほう)住職から、お遍路に対するゴンのやさしさを聴いた。
同夜は高野山・無量光院に宿泊。夕刻開かれた「意見交換会」は、岡本町長、大江会長、平野嘉也(ひらの・よしや)高野町長、畑野富雄(はたの・とみお)橋本商工会議所元会頭、岸本健(きしもと・たけし)県議らが出席。
岡本町長や平野町長、大江会長らは、弘法大師・空海が開いた世界遺産・高野山や、その山麓・伊都地方の歴史・文化・自然の素晴らしさをアピールした。
岡本町長は「陳・総領事らには、高野山はもちろん、九度山の良さも、感じていただけました。今後もお互いに人的交流を活発にしながら、郷土を盛り上げようと誓い合いました」と喜んでいた。
写真(上)は九度山・真田ミュージアムで記念撮影する右から陳・総領事、岡本町長ら。写真(中)は慈尊院で安念清邦(あんねん・せいほう)住職から説明を受ける陳・総領事ら一行。写真(下)は懇親会で挨拶する岡本町長=高野山・無量光院で。いずれも九度山町提供。


更新日:2017年4月3日 月曜日 21:20

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