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上好医師「さらに医療貢献」誓う~瑞宝章受章祝賀会

障がい者ために医療貢献した和歌山県橋本市柱本の障害者支援施設・社会福祉法人・ゆたか会「リハビリ橋本」=田倉妙子(たくら・たえこ)理事長(86)=の副理事長・上好昭孝(うえよし・あきたか)医師(78)の「瑞宝中綬章受章祝賀会」が、同市市脇の橋本商工会館8階・ラポール橋本で開かれた。
上好医師は昭和39年(1964)に和歌山県立医科大学を卒業。同医大整形外科助教授、同大学リハビリテーション科教授、関西医療学園・関西鍼灸大学リハ・整形外科教授、河崎学園・河崎医療技術学校校長、同リハビリテーション大学学長などを歴任。現在、障害者地域生活相談センター長。
6月19日に開かれた祝賀会場に国会議員や県議、市議、福祉関係者ら約180人が出席。上好医師と妻・久子(ひさこ)さんが入場。発起人代表の上田順康(うえだ・じゅんこう)元・橋本市議会議長が「上好先生は障がい者のために医師や看護師、技術者の人材育成に努められた」と讃辞を述べた。
来賓の平木哲朗(ひらき・てつろう)市長は「上好先生は医師、教育者、研究者として貢献され受章された。今は介護も医療も障害者も、すべて在宅にという国の動きがあるが、市としては障がい者の処方改善に努力したい」と祝辞。中本正人(なかもと・まさと)市議会議長も「受章を契機に地域医療や地域経済の発展にご指導ください」と訴え、受章を祝った。
医師で友人代表の整形外科医院・梅本博昭(うめもと・ひろあき)院長は「上好医師とは和医大の同級生であり、受章は友人として、とても嬉しく誇らしい。先生の手術は超一流と評され、多大の功績をあげられました。今後も福祉向上に尽力して下さい」と希望・祝辞を述べた。
上好医師は、可愛い2人の孫娘から、綺麗な花束を贈られた後、多くの称賛に謝辞を述べるとともに、「病気はすべて治癒できるということではなく、後遺症が残ることもあります。でも、医学は進歩しており、動かす、動けるというのがリハビリです。私は橋本に住んでいるので、微力ながら地域貢献したい」と話し、新たな意欲を示していた。
木下善之(きのした・よしゆき)前・橋本市長の乾杯音頭で、全員祝杯をあげ、箏・尺八の美しい演奏曲が流れる中、お互いに社会福貢献を誓い合い、上好医師の義母の田倉理事長が「多くの方々にご出席いただき、とてもうれしいです」と謝辞を述べていた。
写真(上)は孫娘から花束を贈られ感激の上好医師。写真(中)は社会福祉関係者ら180人が出席した祝賀会。写真(下)は祝福を受ける上好医師と妻・久子さん。


更新日:2016年6月20日 月曜日 21:43

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