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〝特殊浴〟体験〝リハビリ〟見学~柱本小児童30人

和歌山県橋本市柱本の市立柱本小学校(松島洋校長)の4年生児童約30人は、1月24日、地元の社会福祉法人ゆたか会・障害者支援施設「リハビリ橋本」(田倉妙子理事長)を訪れ、施設利用者のリハビリ(機能回復訓練)を見学、ストレッチャー入浴を体験した。
この日、田倉理事長が「きょうは皆さんに、当施設の仕事を見学していただきます。どうか体の不自由な人たちを大切にしてください」と挨拶。
児童らは、職員と施設の利用者の間で、キャッチボールするリハビリの風景を見学。双方の真剣なボールのやりとりを、目を見開いて心に刻んだ。
次に、障がい者の〝特殊浴〟の入浴方法について、時間の関係から、全児童中4人が体験。4人は児童らの前でストレッチャーに乗せてもらい、安全ベルトを締めてもらって、カラの浴槽に入浴。職員から「頭や手足はこうして洗うのですよ」と教わると、「ハーイ」と元気よくこたえていた。
また、児童のピアノ伴奏、利用者の楽器演奏などで、「ふるさと」を熱唱。施設内には美しい歌声が流れた。上好久子・施設長は「きょうは見学に来てくれてありがとう。私たちは障がい者の機能回復に向けて、しっかりがんばります」と誓っていた。
写真(上)は〝特殊浴〟を体験する柱本小学校の児童と、それを見学する児童たち。写真(中)は児童たちに挨拶する田倉理事長。写真(下)はキャッチボールする職員と施設利用者の動きに見入る児童たち。


更新日:2013年1月24日 木曜日 21:38

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