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心癒す「ほとけのみ手」人気♪高野山・常喜院の庭

弘法大師・空海の高野山開創1200年の今年、とくに和歌山県高野町の高野山・常喜院=加藤栄俊(かとう・えいしゅん)住職=の庭にある石製の椅子「ほとけのみ手」が、大勢の参拝・観光客から「心癒される」と人気を呼んでいる。
常喜院は保元元年(1156)、高僧・心覚阿闍梨(しんかく・あじゃり)が再興。江戸後期の大火で焼失、明治3年(1870)に再建された。御本尊は国宝・地蔵菩薩像。
人気の「ほとけのみ手」は、高さ約70センチ、幅約40センチの中国の御影石製で、観音様が両手の掌(てのひら)を差し出した美しい形。山門を入った庭の石畳のそばにある。
平成12年(2000)に加藤住職の同級生で兵庫県川西市の石材会社社長が寄贈。そばには「この手にお座り下さい 仏さまのご利益が頂けます」と立札にしたためている。
すぐそこには屋根より高い北向地蔵尊(きたむきじぞうそん)が立ち、穂薄(ほすすき)が風と日に輝いている。
山門わきには、僧侶が犬に対し「お手」という風に手を出しているが、犬は手を出さずに尻尾(しっぽ)を振っているユーモラスな絵と、「なすようにならず なるようになる」という言葉を書いて、掲示している。
常喜院は、ちょうど高野山真言宗総本山・金剛峯寺前で、壇上伽藍に通じる蛇腹道(じゃばらみち)入口付近にあることから、とくに紅葉シーズンは参拝・観光客も多い。家族連れや若いカップルらが「ほとけのみ手」に座り、「何だか気持ちが落ちついてきた」「これからいいことがありそう」などと話し、スマホ撮影などを楽しんでいる。
写真(上)は高野山・常喜院の庭にある人気の「ほとけのみ手」。写真(中)は常喜院の山門わきに掲示された絵と文。写真(下)は常喜院の庭に立つ北向地蔵尊。


更新日:2015年11月4日 水曜日 00:00

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