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「はしぼう」に決定!橋本市マスコットキャラクター

和歌山県橋本市は、素晴らしい郷土のイメージをアピールする「橋本市マスコットキャラクター」に1月16日、全国公募の370作品の中から、デザイナー草野敬一さん(長崎県)の作品「はしぼう」を選んだと発表した。木下善之市長は「はしぼうには、いろんなイベントで、活躍してもらいます」と、その働きぶりを期待している。
「はしぼう」の名前は、橋本の「はし」と、坊やの「ぼう」を合わせた、いわゆる愛称。そのプロフィールは、誕生日=平成26年1月16日、性別=紀の川の妖精なので性別不詳、住所=紀の川、特徴=特産地の「柿」のヘアースタイルで、国の伝統的工芸品の「紀州へら竿」を背負っている。大切なもの=水や緑の豊かな自然。
昨年6、7月に橋本市ホームページ、同広報、キャラクター募集専門誌に掲載するなどして全国公募。北は北海道、南は長崎県から応募作品が殺到した。
橋本市民代表や商工・観光、市議会、行政関係者12人で組織する「橋本市マスコットキャラクター選定委員会」(奥村浩章委員長)は、その中から10作品を選択し、これを対象にした橋本市民による人気投票(総得票=5653票、うち有効5596票、無効票=57票)を実施。さらに同委員会が、その結果を参考にして厳選した結果、やはり人気投票トップ(1439票)の「はしぼう」に絞られて答申。木下市長が決定した。
優秀作品には、橋本の柿と鶏卵の産地イメージを表した中本竹識(たけし)さん(広島県)の作品と、橋本の柿・紀州へら竿を表した峯隆文(みね・たかふみ)さん(橋本市隅田町)の作品を選んだ。草野さんには最優秀賞として5万円相当の商品券、中本さんと峯さんには優秀賞として1万円相当の特産品詰め合わせが贈られる。
奥村委員長は「応募作品は、すべて素敵な作品ばかりで、1作品に絞るのは大変でした。例えば図案がどんなに良くても、それを着ぐるみにして活動できるかどうかなど、いろんな角度から委員全員、考え抜きました。結果的に人気投票1位の作品に決まってよかったと思います」と話した。今は空前のキャラクター時代、「はしぼう」にかける橋本市の商工・農林・観光関係者の期待は大きい。
写真(上)は橋本市のマスコットキャラクターに決まった「はしぼう」。写真(中)は優秀作品に決まった2作品。写真(下)は紀の川河川敷で開かれた「まっせ・はしもと」での人気投票風景。


更新日:2014年1月17日 金曜日 00:04

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