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和太鼓の「高松一家」〜各種イベントで大活躍

和歌山県橋本・伊都地方の各種舞台で、魂を揺さぶるような和太鼓を演奏し、市民を楽しませている和太鼓ファミリーがある。その名も和太鼓の「高松一家」(同市高野口町)で、リーダー役の高松秀行さんは「いろんなイベントを盛り上げたい」と張り切っている。
「高松一家」は、高松さんと妻の華代さん、娘で大学1年生の誠華さん(18)と小学3年の日和さん(8)、息子で幼稚園に通う三蔵さん(4)の5人。
現在41歳になる高松さんは、約10年前から高野口中学校で、地元の伝統〝庚申(こうしん)太鼓〟を習い、3年前からはプロの和太鼓奏者・井寄忠明さん、山本良子さんに師事。同県かつらぎ町志賀の太鼓道場に通って修行。子供たちも1〜3年前から和太鼓の練習に打ち込んでいる。
この「高松一家」は、すでにJR・高野口駅前の大通りでの〝歩行者天国〟や、紀北青少年の家で開かれる〝コールドフェスタ〟、九度山町の旧営林署跡での〝大収穫祭〟などに出演して大活躍。
最近では、荒天のため橋本市産業文化会館に会場を移して開かれた〝桜まつり〟で、師匠の曲「悟空」や「朝焼け」を威勢よく披露した。たくましい高松さんの大太鼓、それに合わせる華代さんの小太鼓、父母に見守られながら、無心に小太鼓に挑む子供たち…。聴衆は、腹にとどろく音の心地よさ、ぴったり呼吸の合った一家の姿に感銘し、大拍手が起きていた。
高松さんは、高野口駅前で「オート高松」を経営。その仕事の合間を見て、素振り練習などを続け、一層、腕に磨きをかけている。「子供たちは、やっぱり子供。太鼓練習を嫌がる時もありますが、〝それならやめなさい〟と叱ると、決してやめないんですよ」と、笑いながら説明。「こんごも各種イベントに、家族そろって参加し、皆さんに喜んでいただきたい」と話した。
写真(上、中、下)は、いずれも橋本市産業文化会館で和太鼓を披露する高松一家の皆さん。


更新日:2013年4月17日 水曜日 12:22

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