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開幕♪橋本絵画同好会展~71作品・鑑賞者を魅了

和歌山県橋本・伊都地方の絵画愛好家でつくる橋本絵画同好会主催の第55回「橋本絵画同好会展」が、6月21日、橋本市教育文化会館4階で始まった。高橋佳子(たかはし・よしこ)会長は「すべて個性あふれる作品ばかり。ぜひ、ご覧ください」と来場を呼び掛けている。6月23日(日)まで。入場無料。
会員35人が描いた水彩画、油彩画、日本画の小品から130号の大作まで計71点を出展。今回のテーマは「ファッション」だが、自由作品にも心を込めている。
鈴木源二(すずき・げんじ)さんの「いのり」は、一切の邪悪を祓ってしまう眼光鋭い仏像のクローズアップで迫力みなぎる。南口みどりさんの「まなざし」は、母に抱かれたまま、こちらを見る子どもの黒い瞳と、これを見守っている母の睫毛(まつげ)がやさしい。
同会の面矢元子・元会長は、美しい命が交錯する雰囲気の油彩画「おんな達」、高橋会長は、髪も髭もまっ白い外国人男性が、まぶたを閉じてハープを弾く「街角(カナダ)」を出展するなど、いずれも目を見張る作品ぞろい。
訪れる市民らは「会場を一巡すると、会員の方々の心が伝わり、気持ちが洗われます」と、感想を述べていた。
高橋会長は「さすがに当会にも、高齢化の波が押し寄せていて、県展や市展の若手入賞者に入会してもらっていますが、会員数、出展数ともに減っています。ぜひ、私たちと一緒に絵画を楽しみませんか」と呼びかけている。
開館時間は午前9時半〜午後5時(最終日は午後4時)。同4階では第13回「楽描会(らくがき会)展」も同時開催している。
写真(上)は面矢・元会長の130号の大作「おんな達」=中央=など。写真(中)は高橋会長の「街角(カナダ)」。写真(下)は橋本絵画同好会展の風景。


更新日:2019年6月22日 土曜日 00:00

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