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玉川峡で源氏ボタル乱舞~7月には平家ボタル?

和歌山県橋本市、高野町、九度山町の高野山麓を流れる玉川峡(紀伊丹生川)で、〝源氏ボタルの乱舞〟が最盛期を迎えている。同市北宿の温泉宿泊施設「やどり温泉いやしの湯」では、入浴・宿泊客に対し、源氏ボタルの見物場所を地図で案内している。
やどり地域観光相談員で玉川漁業協同組合長の上西進さんの話によると、源氏ボタルの見物場所は、橋本市彦谷の成瀬(なるせ)~五六の淵(ごろくのふち)約3キロ間。よく見られるのは成瀬と五六の淵のほか、彦谷の鮎の瀬(あゆのせ)、橋本、九度山の境界付近の犬戻周辺で、いずれも午後8時~同10時ごろ、長さ100~300メートルにわたって無数の蛍光が点滅する。源氏ボタルの乱舞は、例年より約10日遅れで、6月10日頃から始まり、7月上旬には、平家ボタル乱舞に変わると予想している。
また、玉川流域の所々では、今、真っ白いホタルブクロの花が満開で、釣鐘のかたちをした花が、楚々として咲いている。あるアマチュアカメラマンは「源氏ボタルを生け捕って、それをホタルブクロに入れ、花が行灯(あんどん)のように、ぼんやり明るくなったところを撮りってみたい」と意気込んでいた。
地元出身の上西さんは「子どもの頃、玉川峡に源氏ボタルがいっぱい生息していましたが、昭和28年(1953)7月18日の紀州大水害で激減しました」と述懐。「それ以来、私はホタルのえさであるカワニナを見つけると、急流から岩陰にカワニナを移し、流されないようにしてきました。だからという訳ではありませんが、最近は源氏、平家ボタルが沢山見られるようになりました」と喜んでいる。
「やどり温泉いやしの湯」に関係する「やどり地域振興協会」理事の上西さんは「私に聞いていただければ、詳しくお教えします」と言っている。
写真(上)は、源氏ボタルの乱舞が見られる橋本市犬戻付近の玉川峡。写真(中)は玉川流域に咲いているホタルブクロの花。写真(下)は玉川峡にある「やどり温泉いやしの湯」。

更新日:2012年6月25日 月曜日 21:16

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