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余熱活用の[銭湯]が人気、農産物の直売も
入浴や農産物の買い物ができるエコパーク「紀望の里」が和歌山県橋本市高野口町大野でオープンし、「風呂は安いし、野菜は新鮮」と好評だ。
紀望の里は約1万3500平方メートルの広大さで、今は芝桜と芝生が美しい。その中に約600メートル南西の橋本周辺ごみ処理施設「エコライフ紀北」で発生する余熱を活用した銭湯と農産物直場所・農家レストラン「ひとと紀館」(木造平屋475平方メートル)がある。
銭湯は男女それぞれ15人が入浴でき、洗い場は6人分を間仕切りしている。レストランは日替わり定食やコーヒー、ソフトクリームなどがあり、農産物直売所は地元でとれたタケノコや大根、白菜などはもちろん、果物や花も直売している。
ひとと紀館は午前10時~午後9時まで開館。休館日は毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)と12月31日~1月3日。浴場の利用時間は平日=午後3時~午後9時、日曜、祝日=午後1時~午後9時。浴場の利用料金は一般(中学生以上)250円、小人(3歳以上小学生以下)130円、橋本市・伊都郡在住の70歳以上の人は130円。
場所は京奈和自動車道の高野口インターから北約1キロ。コミュニティーバス(西ルート=市民病院~市役所~高野口町内~市役所~市民病院)が1日4便循環し、乗車料金は1回、大人200円、小人(中学生以下)100円。市の話では、4月1日オープン後、入浴者数は110人~170人で、「余熱利用とはシャレている」と喜ばれている。問い合わせは「ひとと紀館」(0736・26・7227)
更新日:2011年4月19日 火曜日 02:48