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南極の氷に児童ら大喜び~隅田小に自衛隊が贈る

第53次南極地域観測・砕氷艦「しらせ」が南極の昭和基地から持ち帰った氷が、4月25日、自衛隊和歌山地方協力本部橋本地域事務所から、橋本市隅田町垂井の市立隅田小学校(児童約600人)にプレゼントされた。
砕氷艦「しらせ」は、昨年11月に東京を出航し、約1万4000キロの南極を目指した。今回は、旧陸軍の白瀬矗(しらせ・のぶ)中尉が、日本人で初めて南極に到達してから100年の節目だったが、「しらせ」は分厚い海氷に阻まれ、昭和基地の約21キロ手前でストップ。基地周辺で採取した〝南極の氷〟は、ヘリコプターで「しらせ」に運び、持ち帰ったという。
この日、隅田小学校の体育館に児童らが集合。自衛隊の隊員らが、卓上に「南極の氷」(横30センチ、縦20センチ、厚さ20センチ)と「冷蔵庫の氷」を並べ、別の卓上にも〝南極の氷〟と水を入れたガラス容器5つを用意。
まず、滝上敏彦校長が「きょうも目で聴く、耳で聴く、心で聴くように」と諭し、住野具視・自衛隊橋本地域事務所長が、南極の映像をスクリーンに映し出しながら説明した。
「南極の氷山は1万~10万年以上も前に降り積もった雪が、その重みで固まってできた」ことや、「南極の気温はマイナス89度で、北極(マイナス45度)や冷蔵庫(マイナス20度)よりも、はるかに寒い」こと、南極には「ペンギンやアザラシが生息し、オーロラが見られる」ことなどを話すと、児童らは「ペンギン大好き」「オーロラきれい」などと大歓声。
この後、児童らは、太古の昔の空気が閉じ込められ、気泡ができている〝南極の氷〟を手で触ってみたり、ガラス容器に耳を当ててプチプチと溶ける〝南極の氷〟の音を聴いたり。「やっぱり南極、冷たーい」「不思議な音が聴こえる」などと大喜びだった。
滝上校長は「きょうの児童たちの反応がよく、みんな笑顔がいっぱい。いい勉強になったと思います」と話していた
写真(上)は〝南極の氷〟に触れる隅田小の児童たち。写真(中)は〝南極の氷〟の音を聴く児童たち。写真(下)は隅田小の児童に挨拶する自衛隊の住野・橋本地域事務所長(左)ら。

更新日:2012年4月25日 水曜日 13:50

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