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ああ「紀の川祭」よう見とこ~花火や灯篭流し

    第60回紀の川祭の花火大会
    第60回紀の川祭の花火大会
    第60回紀の川祭の花火大会
    第60回紀の川祭の灯篭流し
    第60回紀の川祭の「紀の国やっちょん」踊り
    第60回紀の川祭の「紀の国やっちょん」踊り

終戦後間もない1948年(昭和23年)から、高野山麓の夏の風物詩として愛されてきた、和歌山県橋本市の祭典「第61回紀の川祭」(同実行委員会主催)は、「東日本大震災復興支援」として、今年も8月15日、同市向副の橋本橋東側の河川敷(向副緑地広場)をメイン会場に開かれる。ただし、この祭終了後は、この「紀の川祭り」を全面的に見直す「検討委員会」が開かれる予定で、半世紀以上続いてきた従来の祭は、これが最後となりそう。畑野富雄・同実行委員長(橋本商工会議所会頭)は、「長引く不況の中、やむを得ないが、今年の祭典は、市民総参加で、なるだけ盛大にしたい」と言っている。
当日は午前8時から大森神社に関係者が集まり、祭りの安全や世界平和、東日本大震災復興祈願を営む。
ステージイベントは、午後5時から同7時まで、河川敷の特設ステージで、郷土の伝統「紀の国やっちょん」踊りや、「紀州紀の川太鼓」演奏、「橋本MYC」のジャズ演奏がある。恒例の灯篭流しは、午後7時から同50分まで行われ、先祖供養や家内安全などの願いを込めた灯篭約3000基を、紀の川の特設桟橋から川面に流す。
名物・花火大会は、東日本大震災の犠牲者供養、被災地復興を祈り、午後8時から約30分間、スターマインなど1500発を打ち上げる。今回は前回より500発少なく、「ナイヤガラ」も見られないという。
一方、協賛事業として▽市民へら鮒(ぶな)釣り大会(午前7時~正午、橋本市清水の隠谷池。紀州製竿組合主催)▽第41回柔道大会(午前9時~午後1時、県立橋本体育館。市柔道協会主催)▽第42回剣道大会(午前8時~午後1時=橋本小学校体育館。市剣道協会主催)▽紀の川祭囲碁大会(午前9時~橋本市教育文化会館3階。中央公民館(紀の川碁友会)主催)▽第22回「平和の鐘を鳴らそう」(正午~橋本市市脇の相賀大神社。橋本ユネスコ協会主催)などがある。
メイン会場は、橋本駅から徒歩約15分。駐車場は▽南馬場緑地(午前11時~3000台、無料)。午後1時からシャトルバス(1人100円)運行▽橋本中学校(午後2時~500台、1台500円=清掃協力金)▽橋本小学校(午後2時~300台、1台500円=同)。
橋本市商工観光課の話では、この「紀の川祭」は、過去、紀の川の増水による「祭中止」はあったものの、地元企業や市民有志が協賛金を出し合い、打ち上げ花火を中心に祭典を繰り広げてきた。橋本・伊都地方はもちろん、大阪府河内長野市などからも、大勢の観光客で賑わったが、同時にJR南海橋本駅や橋本橋周辺などは大混雑。毎年、警備体制が強化され、警備費は予算全体の3分の1を占めるまでになった。
前回の「紀の川祭」予算は、橋本市の補助金や、地元企業、市民有志の協賛金計約3000万円だったが、不況風はやまないため、今年、初めて全世帯から1世帯300円以上の協賛金を集め、地元企業の協賛金、橋本市の補助金を合わせて、約2000万円の予算を予定している。
紀の川祭終了後、検討委は次回以降の▽祭りの名称▽祭りの予算規模▽花火などのイベント内容▽メイン会場の場所などについて、知恵をしぼることになっている。畑野委員長は「長引く不況のため、地元企業の協賛も厳しい時代で、今後は『市民総参加の祭典』を目指すことになりました。検討委では最小経費で、より楽しく、より有意義な祭りを企画してくれることと思います」と話した。

更新日:2011年8月3日 水曜日 22:15

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