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いざ再現!大坂夏の陣~真田幸村、紀の川で甲冑合戦

戦国武将・真田幸村ら大坂夏の陣の戦いぶりを彷彿(ほうふつ)とさせる、日本・フランス合同の「国際ガチ甲冑(かっちゅう)合戦」が、このほど和歌山県橋本市向副の紀の川・向副緑地広場で開かれ、日・仏の武道家ら約100人が、演武やガチ合戦を披露、約500人の観客を感激させた。
NPO法人・国際武術文化連盟(日本甲冑合戦之會)主催、橋本市、橋本市教委、橋本市観光協会が後援。紀の川・向副緑地広場は「山河とまちの風景が素晴らしい」として、合戦舞台に選ばれた。
先ず、橋本市の平木哲郎(ひらき・てつろう)市長が「皆さん、この国際的で臨場感あふれるイベントを、大いに楽しんでください。このイベントが国際的な観光振興につながればうれしいです」と挨拶。南フランスの人気シャンソン歌手、アラン・ビドーさんが、シニカルな〝愛の歌〟数曲をコミカルに歌い上げて開幕した。
「国際 武術演武会」があり、橋本市の空手道心照館の空手をはじめ、門同流兵法の槍術、刀術、柔術や、武田流マトロ派兵法の柔術(フランス)、タイ捨流兵法剣術(熊本県無形文化財)、短剣道(大阪市銃剣道協会)が演武を披露。
とくに郷土の空手道心照館の面々が、素手でブロックを割り、バットを折り、子供が宙に飛んで板を割る気迫や、タイ捨流兵法剣術の2人が真剣を使っての〝寸止め演武〟を見せると、嵐のような拍手が起きていた。
また、国際的な書道家・宮田天風(みやた・てんぷう)さんとその弟子2人が「大型書道パフォーマンス」を披露。大きな筆を使って、長さ約10メートルの紙に、素早く「橋本市国際合戦祭り」と大書、甲冑武者の姿を描き出すと、その見事さに会場がどよめいた。
いよいよ本番の「国際ガチ甲冑合戦」は、日本甲冑合戦之會の会員と、フランス人や一般参加者ら約100人が、甲冑武者に扮して登場。「ガチ甲冑合戦方式」で大坂夏の陣の真田軍50人&伊達軍50人に分かれて「道明寺合戦」を再現した。
両軍の大将が「かかれ!」「引け!」などと指揮をとり、序盤・中盤は両軍とも押したり、引いたりの展開だったが、終盤は両軍の各6人の強者(つわもの)が対峙。
まるで柔道、剣道、空手の試合のように、1人ずつ順番に勝負。最初は槍で突きあい、次に槍を捨てて取っ組み、殴り合い、最後には倒して馬乗りになり、ついには短刀で勝敗をつけるという激闘ぶり。
合戦場の周辺や、紀の川の土手などで観戦中の、大勢の家族連れや職場仲間などは、そのガチぶり、すさまじさぶりを、息をのんで見守り、決着がつくと惜しみない拍手を送っていた。
写真(上)はフランスの武道家による迫真の演武。写真(中)は宙に躍り上がる橋本市の空手道心照館の元気な子供の雄姿。写真(下)は戦国時代を再現した「国際ガチ甲冑合戦」の光景。

更新日:2015年5月27日 水曜日 00:00

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