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菊きれい、団子うまい♡橋本・菊花展〜人々にっこり
和歌山県橋本市御幸辻の杉村公園で開催中の「菊花展」そばで、地元の「福進堂(ふくしんどう)菓子舗」が、テント張りの仮設店舗を設け、団子(だんご)や饅頭(まんじゅう)などを販売して、大勢の観光客から好評を博している。
「福進堂菓子舗」は、南海高野線・御幸辻駅の北東近くの、名高いお菓子の老舗(しにせ)である。
3代目の谷本憲市(たにもと・けんいち)さん(66)が衛生管理を整え、同市と橋本保健所の許可を得て、菊花展会場の同公園・頂上芝生広場に出店した。
店頭には出来立ての「きな粉まんじゅう」「栗ようかん」「田舎まんじゅう」(5個入り400円)などが並ぶ。
菊の花(約500鉢)を観賞してきた家族連れや若者たちが、次々とお菓子を買い求めて、藤棚の下や広場のベンチで噛みしめ、「うまい」「甘い」と笑顔をこぼす。
帰りには、会場で安価販売している「盆天(ぼんてん)の鉢植え」(500円)や、「葉牡丹(はぼたん)の鉢植え」(300円)なども買って、「きょうは秋天にも恵まれ、最高に楽しかった」と話していた。
同公園は「桜の名所」でもあり、谷本さんは「今春のお花見の頃、初めて出店したところ、かしわもち、さくらもち、よもぎもちが飛ぶように…。とても皆さんに喜んでいただけたので、今回も出店、これからも頑張ります」と誓っていた。
菊花展は11月14日まで。福進堂(電話0736・32・0831)の出店は同7日まで、時間は午前10時〜午後3時(売り切れ次第終了)で雨天中止。
写真(上、下)は菊花展会場近くで大好評の福進堂菓子舗の仮設店舗。写真(中)は菊花展会場で販売中の菊の鉢植えも喜ばれている。
更新日:2021年10月25日 月曜日 00:00