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橋本の「菊花展」開幕♡杉村公園〜傘、傘、傘も綺麗
和歌山県橋本市御幸辻の杉村公園・頂上芝生広場で、秋晴れの10月23日、名高い第48回「橋本市民菊花展」が開幕し、美しい傘60本が飾られた「アンブレラスカイ」の階段から、大勢の観光客が訪れ、楽しい週末を過ごしていた。
菊花展は11月14日、アンブレラスカイは同23日まで。観覧無料。
菊花展は橋本市と橋本市民菊の会が主催。展示会場は頂上芝生広場の通路両側に花壇を設け、立簾(たてすだれ)で囲って、「大菊」「福助」「だるま」「懸崖(けんがい)」など各部門ごとに展示。
会員30数人と橋本市立小学校などの児童らが育てた約500鉢を飾っている。
今年も矢野佳世子(やの・かよこ)会長や中前和代(なかまえ・かずよ)さんらが、「総合花壇」を設けて大菊・小菊、懸崖などを美しく展示し、人々の心を惹きつけている。
会場では「盆天(ぼんてん)」などの鉢植えを500円、「葉牡丹(はぼたん)」を同300円と、市価よりかなり安く販売した。
この日、大勢の家族連れらが同公園駐車場にマイカーなどで到着。今回初めて70段の階段の空に飾られた、6色60本の傘、傘、傘の下を登り、頂上芝生広場に飾られた菊、菊、菊に見入っていた。
担当者は「今回は〝アンブレラスカイ〟も飾られたので、大阪などからも、大勢の観光客が来られると思います。天候にもよりますが、一番の見頃は11月3日〜10日頃ではないでしょうか」と話していた。
観覧時間は午前9時~午後4時。同公園の新駐車場(無料)は、南海高野線・御幸辻駅のすぐ近くで、大阪方面から世界遺産・高野山へ通じる国道371号「橋本バイパス」沿い。新しいトイレもある。
問い合わせは橋本市経済推進部シティーセールス推進課(電話=0736・33・6106)。
写真(上)は綺麗な菊に見入る女性たち。写真(中)は色とりどりの「アンブレラスカイ」の階段を登る人々。写真(下)は心癒される橋本市民菊花展の風景。