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水に人影、枝の陰♡橋本・杉村公園〜散策楽しむ

和歌山県橋本市御幸辻の杉村公園は、梅雨曇りの6月27日の日曜日、森の緑がしっとり濡れて、吊り橋を渡る家族連れの姿がゆらゆら。この季節特有の空気を漂わせた。
この日は空一面、雲におおわれ、気温は22度前後。時折、霧のような雨が舞う。
丸尾池の朱色の吊り橋では、児童が祖母とともに渡ると、池の面には2人の幸せな姿が映る。
すると、ぴちぴちと小魚が跳ねて、波紋が広がっていた。
桜並木の多い頂上広場では、濡れたベンチに桜の枝陰が宿っており、その向こうでは無数の白詰草(しろつめぐさ)の花が咲きそろう。
家族連れや若いカップルらは、30分ほど散策したあと、公園内の同市郷土資料館で、世界的数学者・岡潔(おか・きよし)博士らの、歴史的資料を観覧し、先人の生き方に心打たれていた。
訪れた高齢者夫婦は、「さすがに散歩は汗ばむが、帰るとスイカがきっと甘い」、「今夜はNHKで〝青天を衝け〟を見る。きょうも歩いたお陰で、熟睡できますよ」と笑っていた。
写真(上)は丸尾橋をわたる児童と祖母の姿が水面に映える。写真(中)は丸尾橋の風景=バックは三石山。写真(下)は頂上広場のベンチに映る桜の枝陰=広場は無数の白詰草の花。


更新日:2021年6月28日 月曜日 00:00

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