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ハンターズムーン出現♡橋本の空〜ときどき月光冠に
和歌山県橋本・伊都地方は10月20日夜、雲間から時折、「ハンターズムーン」と呼ばれる満月があらわれ、しんしんと秋の深まりを感じさせた。
「ハンターズムーン」とは、ハンターたちが野生動物の狩猟に絶好の機会だったことから、米国先住民が名付けたという。
この日、橋本市の午後9時頃の気温は11度と冷え込み、空には幾重かの雲が流れた。
同市東家の真言律宗・妙楽寺の愛宕山(あたごさん)に立つと、雲間からハンタームーンが出現。本殿わきの灯籠の真上でまんまるく輝き、雲が流れてくると、たちまち虹に囲まれ、いわゆる月光冠(げっこうかん)となった。
また、JR・南海橋本駅近くの市街地では、往来する電車も、家々も窓明かりできらきら。ハンターズムーンはさらに光を注いでいた。
たまたま屋外に出て、満月に気付いた市民は、喜んで写真撮影。「はっきりと見える月もいいが、虹に囲まれている月もまた格別。今夜は心地よく眠れます」と話していた。
写真(上)は愛宕山の灯籠の上を飾る月光冠。写真(中)は雲間からくっきり現れたハンタームーン。写真(下)は雲をも照らす満月=その下は橋本駅近くの家々と電車の窓明かり。
更新日:2021年10月21日 木曜日 00:00