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五輪金・四十住さくら選手♡母校へユニホーム寄贈
東京五輪スケートボード・パーク女子で、見事、金メダルを獲得した和歌山県岩出市出身の四十住(よそずみ)さくら選手(19)は、8月24日、母校の橋本市高野口町の県立伊都中央高校を訪れ、応援への感謝を述べ、五輪で着用したユニホームを寄贈した。
四十住選手は2018年の日本選手権、アジア大会、世界選手権で優勝。東京五輪でも、すり鉢状の競技場で、ジャンプや回転を美しく成しとげ、初栄冠に輝いた。
この日、四十住選手は、仁坂吉伸(にさか よしのぶ)知事を表敬訪問した後、オープンカーで母校に到着すると、玄関前に並んだ教職員らが、「金」「お」「め」「で」「と」「う」の標識をかざして大拍手で出迎えた。
四十住選手は、2年時の担任・小畑順司(おばた・じゅんじ)教諭の案内で、角谷晴生(すみや・はるお)校長や同窓会副会長、幹事長と会って応援に感謝。決勝選で着用したサイン入りの赤いユニフォームと白い帽子を寄贈した。
角谷校長は「学校の玄関に飾ります」と感謝。「オリンピック金メダルの獲得、この有言実行は素晴らしい。生徒たちの励みになります」と笑顔で讃えた。
応接室では、同級生の米田海里(よねだ・かいり)さん、新納久来美(にいの・くくみ)さん、在校生(生徒会)の粉川諒子(こかわ・りょうこ)さんらと再会。
花束を贈られた四十住選手は、「久しぶりだけど、みんな何も変わっていないね。今は新型コロナ禍で大変ですが、落ち着いたら、ご飯たべに行こうね」などと話すと、みんなにっこり。
職員室では、3年時の担任・太田真輔(おおた・しんすけ)教諭らが出迎えて花束を贈呈。四十住選手とともに記念撮影。四十住選手は「次のパリ大会でも2連覇を目指したい」と誓っていた。
写真(上)は自分のユニホームを母校に寄贈する四十住選手=手前は角谷校長。写真(中)は伊都中央高校の同級生らから花束と拍手で讃えられる四十住選手。写真(下)は四十住選手と角谷校長らの記念撮影。