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随筆家・梅田恵以子さん偲ぶ「きき歩記パネル展」

今年1月に89歳で逝去した随筆家の梅田恵以子(うめだ・えいこ)さんを偲ぶ「きき歩記パネル展」が、和歌山県和歌山市のフォルテワジマ2階展示スペースで開かれている。同パネル展は8月3日(火)まで。観覧無料。
梅田さんは県内全域を訪れ、橋本・伊都地方の歴史・文化も随筆で紹介、和歌山のうた「ふるさと讃歌 紀州路100曲」(CD)作詞にも取り組んできた。梅田善彦(よしひこ)元和歌山県副知事(故人)の妻としても名高い。
梅田さんは、帝塚山学院短期大学文芸科を卒業と同時に歌集「21歳」を出版。以来、県内をくまなく歩き、「紀のみちすがら」「紀の散歩道」「味な味 その風土と人」など著書多数あり、平成2年度サントリー地域文化賞、同14年度和歌山県文化賞を受賞している。
橋本・伊都地方の関係では、橋本市真土万葉の里の飛び越え石(落合川)、九度山町の椎出厳島(しいでいつくしま)神社の鬼の舞などを作詞、森川隆之(もりかわ・たかゆき)さん作曲で、CD「和歌山のうた ふるさと讃歌」も製作した。
今回の「きき歩記パネル展」では、紀州・秋葉山での17歳の梅田さん、醤油の発祥地・湯浅町の「角長(かどちょう)」での取材風景など、梅田さんの在りし日の写真や、随筆集、料理本などを沢山展示。梅田さん愛用の机には、筆跡の残る原稿用紙なども飾られている。
また、自宅書庫で保管していた、約10種類の書籍も山積みされ、壁面には「本を差し上げます。ご入用の方はお声かけ下さい」と張り紙している。
昔、梅田さんの取材に協力した知友のフォトライター・北森久雄(きたもり・ひさお)さんは、「梅田さんは心豊かで、随筆も歌詞も、料理も上手でした。きょうは展示写真を眺めながら、梅田さんを偲ぶことができてよかった」と話していた。
開館時間は午前10時〜午後6時。7月31日(土)、8月1日(日)、3日(火)は、フォルテワジマ1階食品館で、梅田さんと関係深い「儀平」(串本町)の「うすかわ饅頭」や、「赤玉」(有田川町清水)の「わさび寿司」「山菜の佃煮」の販売も予定されている。
写真(上)は在りし日の梅田恵以子さん善彦さん夫婦。写真(中)は梅田さん愛用の机と原稿用紙。写真(下)は展示風景。

更新日:2021年7月27日 火曜日 00:00

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