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野あざみ、紙垂ゆれて♡丹生都比売神社〜罪穢れ祓う

罪穢れを祓う「茅の輪くぐり」が行われている、和歌山県かつらぎ町上天野の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社=丹生晃市(こういち)宮司=で、今、薄紫の野あざみ(薊)が咲いて、参拝者の心を潤している。
同神社は超1700年前の創建で、500年後には弘法大師・空海に神領・高野山を貸与。境内には豊臣秀吉の側室・淀君(よどぎみ=茶々)寄進という輪橋の架かる鏡池などがある。
今、境内の池畔では、野あざみが開花して、垂れ下がる紙垂(しで)とともに涼風に吹かれ、小川のほとりでは、せせらぎの音をいただいている。
家族連れや若いカップルらは、輪橋の上から錦鯉の回遊を眺め、茅の輪をくぐり、楼門から参拝の後、野あざみの開花に気付いて、生涯忘れがたい時間を過ごしていた。
「夏越の大祓式(なごしのおおはらえしき)」は、6月30日に執り行われ、神職が参拝者の疫病退散などを祈願することになっている。
写真(上)は紙垂とともに涼風をいただく野あざみ。写真(中)は野あざみのローズアップ。写真(下)同神社の小川のせせらぎの中で咲く野あざみ。


更新日:2021年6月13日 日曜日 00:00

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