和歌山県高野町の高野山真言宗総本山・金剛峯寺で6月9日、任期満了に伴う執行長選挙が行われ、新執行長に徳島県美波町の薬王寺(やくおうじ)住職で、前宗会議員の今川泰伸(いまがわ・たいしん)権大僧正(60)が選ばれた。 今川権大僧正は、実務を行う内局のトップである高野山真言宗・宗務総長も兼務。任期は7月5日から4年間。 執行長選挙は、平成15年(2003)の選挙制度改正後初めてで、今川権大僧正ら3人が立候補。全国の有権者2487人中、2205人が郵便投票。今川権大僧正が957票を獲得した。 写真(上)は高野山真言宗総本山・金剛峯寺。写真(下)は高野山・金剛峯寺の執行長選の結果紹介。