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真田の道、夏の花彩る♡九度山~観光客スマホ配信
戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町の「真田の道」周辺の商店・民家の玄関先で、今、夏の花々が咲いて、全国から訪れる観光客の心を和ませている。
九度山は幸村が大坂城出陣までの14年間を暮らした高野山麓のまちで、「真田の道」は南海高野線・九度山駅〜紀の川・九度山橋の九度山商店街の本通りのこと。
地元有志でつくる「パーシモン生活学校」=嶋田多佳子(しまだ・たかこ)会長、約30人=が、約20年前から盆栽や清掃など、まちの美化活動に取り組んでいる。
例えば今、九度山住民クラブの阪井賢三(さかい・けんぞう)会長宅の玄関わきでは、ピンクの日日草や白いゼラニウムなどが美しく開花。木製の額の中から鉢植えの花が輝き、まるでお花の紙芝居を見ているよう。
また、名高い陶芸「金時」が立つ、筋向いの河原正明(かわはら・まさあき)さん方の軒下でも、ピンクのゼラニウムなどが咲き誇り、金時もうれしそうな表情を見せている。
九度山には女人高野・別格本山「慈尊院」や「丹生官省符(にうかんじょうぶ)神社」、道の駅「柿の郷くどやま」があり、「真田の道」沿いには「九度山真田ミュージアム」や「大石順教尼(おおいし・じゅんきょうに)の記念館」などがある。
新型コロナ禍、そしてワクチン接種の流れの中、とくに土曜・日曜日には、家族連れや若いカップルらが参拝・観光に訪れ、玄関先の花々にも心癒しながら、スマホ撮影で友人知人に配信している。
写真(上)は額の中に咲く日日草。写真(中)は阪井会長宅の玄関わき風景。写真(下)は軒下の「金時」も喜ぶ河原さん宅の綺麗な花々。
更新日:2021年6月3日 木曜日 00:00