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子供ら稲刈りに挑む♡橋本〝芋谷の棚田〟収穫祭

日本の原風景を感じさせる、和歌山県橋本市柱本の「芋谷の棚田(いもだにのたなだ)」で、快晴の10月25日、「棚田フェスタ収穫祭」が開かれ、子供たちが稲刈りや、稲架(はさ)作業などに挑み、農業の苦心と大自然の有難さを学んだ。
「芋谷の棚田」は、大阪・和歌山の両府県境の南側で、先人が室町時代に開拓・構築。田は138枚(計5・4ヘクタール)、畑は9枚(0・8ヘクタール)。良質米を栽培している。
この日、子供たちやその家族、祭りのスタッフら計約60人が参集。主催者の「はしもと里山学校」の佐藤俊(さとう・さとし)代表と、共催者の{柱本田園自然環境保全会}の大原一志(おおはら・かずし)会長らが「楽しく、頑張りましょう」と挨拶した。
子供たちは、農家の指導を受けながら、カマで早生のキヌヒカリという稲を刈って、丁寧に束ね、田んぼに設けられた稲架に、稲束を掛けていった。
今年は新型コロナ禍で、春の田植え体験はなかったが、稲の収穫祭は行われて、みんな感激。「さくさくと刈れた」「楽しかった」と笑顔があふれていた。
この後、松ぼっくりの工作や生きもの観察会、里山ウォーキング、チェロ演奏会などを楽しみ、コロナ禍のストレスなど、からっと吹き飛ばしていた。
写真(上)は稲刈りに挑む子供たち。写真(中)は芋谷の棚田を舞台に稲刈り方法を聴く子供たち。写真(下)は幼い子供も稲架作業に挑んだ。


更新日:2020年10月26日 月曜日 00:00

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