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色鮮やか錦鯉♪朱色の輪橋も♡丹生都比売神社賑わう

和歌山県かつらぎ町上天野の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社=丹生晃市(こういち)宮司=は、〝シルバーウィーク〟の9月20日、県内外から訪れた大勢の参拝・観光客でにぎわい、新型コロナ禍など、まるで終息したかのような清々しさを見せた。
同神社は1700年以上も前の創建で、500年後には弘法大師・空海に神領・高野山を貸与。鏡池の朱色の輪橋(りんきょう)は、豊臣秀吉の側室・淀君(よどぎみ=茶々)の寄進という。
シルバーウィークとは、敬老の日(21日)と秋分の日(22日)を含む4連休のことで、参拝・観光客はマイカーや大型バスなどで続々と到着。
先ず、お辞儀をして鳥居をくぐり、大きな輪橋を渡って、さらに鳥居から楼門に続く参道を歩く。手水舎で手指を清めた後、拝殿に向かって楼門から二礼二拍手一礼し、家族安泰や世界平和を祈った。
この後、家族連れや若いカップルらは周辺を散策。森陰には夕立のような蝉の声が降りそそぎ、鏡池のほとりでは、たちまち足元に集まる錦鯉(にしきごい)の色鮮やかさ、近くの畑ではコスモスが涼風に揺れていた。
ちょうど天野盆地は、天野米の収穫期で、稲穂波と刈田の風景がひろがり、畦道には間もなく曼珠沙華が並び咲く。今年も参拝・散策で心救われそう。
今は、高野山麓世界遺産アクセスバス(~11月29日までの土曜・日曜・祝日)が運行しており、同神社と高野山・金剛峯寺などの参拝・観光が便利になっている=本紙・9月11日付の紙面参照。
写真(上)は丹生都比売神社・鏡池の輪橋を渡りながら錦鯉の泳ぎを眺める家族連れら。写真(中)は鏡池の色鮮やかな錦鯉たち。写真(下)は大勢の参拝・観光客でにぎわう丹生都比売神社の参道=正面は朱色の楼門。


更新日:2020年9月21日 月曜日 00:00

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