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百日紅に半月・鬼瓦!かつらぎ町~初秋の一風景楽し

和歌山県かつらぎ町東渋田の農家わきで、厳しい残暑の朝、美しい百日紅(さるすべり)が咲きはじめ、東に日が昇り、西に月が残って、初秋の一風景を繰り広げた。
ここは坂田農園の坂田純一(さかた・じゅんいち)園主(47)の親御さんが住む日本家屋の東側。ナシの収穫開始早々の8月11日午前10時ごろ、すでに太陽は中空まで上昇したが、西空には今なお淡い半月が浮かんでいた。
ちょうど百日紅の花が色づき、半月はその遥か彼方で、青空の彼方に消え去る寸前。手前では大屋根の鬼瓦が疫病退散を願うように宙をにらみ、百日紅の花々は、まるで炎のように輝いて見えた。
今年、同園のナシ狩り観光は、新型コロナ感染防止のため中止で、人々はナシを買って味わう秋。それだけに百日紅と半月、百日紅と鬼瓦の光景は、明日への期待と、ど根性の大切さを示しているようにも見えた。
坂田農園の直売所を訪れ、秋の味覚・ナシ「幸水」「豊水」「秋月」を購入する人々は、この百日紅と鬼瓦、ナシ畑の素晴らしさに、感動するに違いない。
写真(上、下)は百日紅と半月。写真(中)は百日紅と鬼瓦。


更新日:2020年8月13日 木曜日 00:00

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