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児童の命♡携帯・横断旗で守ろう!交通安全協会贈呈
登下校の子供たちを輪禍から守ろうと、和歌山県交通安全協会は、かつらぎ町立妙寺小学校など、県内3小学校の児童(4~6年生)らに、新しく開発した蛍光ビニール製「携帯・横断旗」計600枚を贈呈した。
松本公望(まつもと・きんもち)同協会理事(かつらぎ支部長)は、「子供たちを新型コロナウイルスから守るとともに、交通事故にも遭わないよう、この横断旗を活用してほしい」と話していた。
6月5日の妙寺小学校での贈呈式では、高学年児童が体育館に集合。児童会長の6年生・田口歩和(たぐち・あゆな)さん(12)が代表して、松本理事から携帯用横断旗を受け取った。
赤坂和哉(あかさか・かずや)校長は「皆さんは当校のリーダー役です。新型コロナにはマスクや手洗いなどで身をまもり、危険な横断歩道は、この横断旗を使って、小さな子供たちを守ってください」と諭した。
この携帯用横断旗は20㌢×30㌢の大きさで、丸めたり、折りたたんだりが自由なので、ポケットやカバンの中で携帯でき、反射材なので夜間にも役立つ。
同協会の松本和也(まつもと・かずや)事業課長は、児童に横断旗を持って、注意深く歩いてもらい、横断旗の素晴らしさや、活用方法を教えた。
児童らは自分だけでなく、小さな子、おじいちゃんや、おばあちゃんの命も守ろうと、心で誓っている様子だった。
この携帯用横断旗は、和歌山市立伏虎義務教育学校へ300枚、橋本市立高野口小学校へ140枚贈呈している。
写真(上)松本・理事から携帯横断旗を受ける妙寺小児童会長の田口さん。写真(中)は松本・課長から横断旗の活用方法を学ぶ児童たち。写真(下)は新しく製作・寄贈された携帯横断旗。