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橋本「柿まつり」大盛況♪富有柿・知事賞に大原さん
高野山麓の商工・農林業の素晴らしさをアピールする、和歌山県橋本市の第14回「まっせ・はしもと 柿まつり」(同実行委員会主催)が、同市北馬場の県立体育館とその玄関前周辺で開かれた。同市経済推進部農林振興課では「橋本名産の柿の魅力と、橋本かき大使のPRが功を奏し、かつてない程の大盛況でした」と話している。
「まっせ はしもと 柿まつり」は11月4日開催。体育館エントランスホールで富有柿が販売されると、大勢の家族連れらから注文が相次ぎ、係員はかつてない程の大忙し。
体育館ステージでは、同市高野口町出身の若手歌手・浦部陽介(うらべ・ようすけ)さんのミニライブや、橋本・伊都伝統の「紀の国やっちょん」踊りが披露され、会場から大拍手が起きていた。
このほか「ミニ電車」「かかしコンクール」「農林産物品評会」「フリーマーケット」「昭和のクルマ&バイク大集合」などが催され、子どもも大人も秋のひとときを堪能した。
とくに今回は、橋本市と青森県黒石市が、「柿」と「りんご」を通じて、地域間交流を実施。黒石市の「輝く黒石りんご市の会」が、美味しいりんごを販売。午後2時頃には約2トンのりんごが完売するという人気ぶり。
11月16(土)17(日)両日には、「橋本市4Hクラブ」が、黒石市で開かれる「黒石りんごまつり」に参加して、柿の即売と予約注文販売を行うことになっている。
農林振興課では「青森のりんごが橋本で大人気だったように、橋本の柿もまた青森で愛されることになることでしょう」と、地域間交流の大切さを力説していた。
☆「橋本市の柿品評会賞」の品種名と受賞者は次の皆さん。▽和歌山県知事賞(富有柿)大原康平(おおはら・こうへい)▽橋本市長賞(同)栗林秀和(くりばやし・ひでかず)▽橋本市議会議長賞(紀の川柿)林義文(はやし・よしふみ)▽紀北川上農業協同組合代表理事組合長賞(紀の川柿)栗林秀和(くりばやし・ ひでかず)▽まっせ・はしもと実行委員長賞(紀の川柿)小林大将(こばやし・だいすけ)
☆「橋本市農林産物品評会賞」=品種名と受賞者は次の皆さん▽和歌山県知事賞(さつまいも)平井利一(ひらい・としかず)▽橋本市長賞(さといも)中谷 一民 (なかたに・かずたみ)▽橋本市議会議長賞(はたごんぼ)農事組合法人くにぎ広場・農産物直売交流施設組合▽紀北川上農業協同組合代表理事組合長賞(とうがん)坂口佳弘(さかぐち・よしひろ)▽まっせ・はしもと実行委員長賞(大根)中芝 幸路 (なかしば・こうじ)。
写真(上)は美味しい「橋本の富有柿」販売風景。写真(中)はライブで大拍手を浴びる浦部陽介さん。写真(下)は大賑わいの「まっせ・はしもと 柿まつり」=いずれも橋本市秘書広報課撮影・提供。