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週末~GW、外出自粛を!コロナ防止で橋本市長訴え
新型コロナウィルス感染が拡大する中、和歌山県は4月24日、橋本保健所管内で80歳代と90歳代の女性の感染を確認した。県内の感染確認者は計52人で、うち橋本保健所管内は計6人となった。
危機感を抱く橋本市の平木哲郎(ひらき・てつろう)市長は、同市ホームページ・動画コーナーで「大変な状況にある。今週末~来週のゴールデンウィーク期間中は、不要不急の外出をやめて、ご家庭で過ごしてください」と、強く呼びかけている。
平木市長の動画メッセージ概要は次の通り。
「市は職員の出勤を半分に減らし、連休前の5月1日(金)は、市役所と保健福祉センターを臨時閉庁。連休を含めた6日間の閉庁で、接触の機会を減らして感染拡大を防ぐ。
市民課など一部の窓口業務などの規模を縮小。ごみ収集は平常通り行う。公民館や児童館、文化センターなどの公共施設は、4月27日から5月6日まで閉館する。
マスクは小中学生や妊婦に、備蓄マスクは病院、消防、医療機関へそれぞれ配布。マスクに限りがあるので、全世帯への配布はできないが、緊急性を考え、効果的に配布する。マスク寄贈の方々には感謝しています。
現金10万円の納付は、国の指針に基づいて準備、早く届くよう努力する。これに便乗した〝特殊詐欺〟が出回り始めているので、だまされないように注意してほしい。市職員が電話やメールで口座番号や暗証番号を聴くことも、職員や警察官が訪問することもない。不審と思ったら、すぐに警察などへ連絡、「マスク送りつけ詐欺」にも要注意。
県内でも4月25日、休業要請が行われる。3密(密集する場所、密接な会話や発声、密閉された空間)を伴う施設へは行かず、府県間の往来は自粛を。
発熱、倦怠感、息苦しさなどの症状がある場合は、保健所へ連絡して、指示に従ってください」。
写真(上)は橋本市ホームページの動画コーナーで語る平木市長。写真(中)は広域農道・紀の川フルーツラインから見た橋本市中心街。写真(下)は橋本市のマスコットキャラクター「はしぼう」。