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杉村公園・春爛漫♪テーブル写真展~志野で北森さん

和歌山県橋本市岸上の「REST&CAFE 志野」で3月19日、フォトライター・北森久雄(きたもり・ひさお)さんのテーブル写真展「杉村公園・春爛漫(はるらんまん)」が始まった。
今回は「私も参加コーナー」が設けられ、同店に務める堀川美樹(ほりかわ・みき)さんが「猫」のタイトルで初参加し、お客さまを喜ばせている。
北森さんはもともと「志野」の窓から見える国城山や紀の川の風景に感動。経営者の木多浦(きたうら)しのぶさんと相談のうえ、平成30年(2018)秋から「志野」の各テーブルにアルバムを置くという、珍しい「テーブル写真展」を始めた。
最初は紀の川堤防を「愛犬と散歩する女性」や「雪の高野山・壇上伽藍(がらん)」などを紹介。次には橋本の紀の川鉄橋を渡る戦国武将・真田幸村にまつわる「赤備え電車」や、九度山の紀伊丹生川沿いを走る特急「こうや」などを次々紹介。多くの写真ファンの心を和ませてきた。
今回のテーマ「杉村公園・春爛漫」の公園は、南海高野線・御幸辻駅の北西側にあり、森林におおわれた池や吊り橋、野鳥の声などが、四季を通じて素晴らしい。とりわけ頂上広場の桜並木は綺麗で、花見客を魅了してきた。
北森さんは、昨年春まで撮影してきた満開の桜や、花影での鵯(ひよどり)の喜びよう、ほっこりする白木蓮(はくもくれん)など17枚を紹介。そこには杉村公園について「ほんまにええとこやナ」(大阪の人)、「どこにある?知らんな」(橋本の人)と、少し残念な心を、ちくり、ユーモラスに記した。
堀川さんは奈良に旅し、天理市の長岳寺参道を行く猫の後ろ姿や、橿原市の久米寺の灯籠の窓からのぞく可愛い猫の表情など3枚を出展。「長い参道をあるく猫の未来や、燈籠をマイホームにする猫の居心地を写しました」とにっこり。
北森さんは「世の中、新型コロナウイルス感染拡大で、大変な時代ですが、こんな時こそ、ゆったりコーヒーを飲みながら、花や猫の写真をご覧ください」と話していた。
桜や猫の紹介写真は、随時入れ替える予定。
「REST&CAFE 志野」は、紀の川・橋本高野橋~産直市場「やっちょん広場」間の同川北岸・道路沿いにある。
写真(上)は杉村公園・頂上広場で満開の桜=毎年3月下旬~4月上旬が見頃。写真(中)は花影でさえずる鵯の姿。写真(下)は久米寺の灯籠の窓から覗く可愛い猫ちゃん。


更新日:2020年3月20日 金曜日 00:04

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