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串柿の里「四郷カフェ」開店人気♪自動3輪送迎もOK

〝フルーツ王国〟として名高い和歌山県かつらぎ町滝で今春、旧保育園を改装オープンした地元野菜&フルーツ使用の料理が味わえる「四郷(しごう)カフェ」が、大阪など都市部からの観光客の人気を集めている。小物販売のマルシェやピアノ・卓球スペースなどもあり、山崎好仁(やまざき・よしひと)代表(56)は、「とても静かな山里で、楽しいひとときを過ごしてください」と言っている。
「四郷カフェ」は、同町滝231の5の旧保育園(木造平屋)を改装、芝生広場を合わせた約700平方㍍の広さ。店名の「四郷カフェ」は、誰もが知る日本1の串柿の里・四郷(広口、滝、東谷、平)の総称地名から命名した。
その客席は約30席で、表のテラスはパラソル下に5テーブル14席を設け、室内ではコーヒーや地元の野菜・果実を材料にした料理を提供。マルシェでは串柿や吊し柿、ぶどう、桃、いちご、クッキー、ケーキ、さらに町花の紫陽花をモチーフにしたアクセサリーなどの小物も並べて販売。フリースペースにはピアノや卓球台なども置いて、自由に遊び、くつろげるようにしている。
山崎さんは、障害者や生活介護などの「有限会社フリーポケット」取締役社長でもあり、フルーツ王国・串柿の里の地産地消と、施設入所者らが製作した小物販売で、地域活性化を考えたという。
芝生広場には、半世紀以上も昔の日本製ミゼットに似たギリシャ製3輪自動車(客席2人)を用意。JR和歌山線・笠田駅などに降りたつ顧客を、親切に無料送迎している。
四郷地区には、飛鳥~奈良時代の修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)が、母の腹痛を治そうと心込めて彫った秘仏・十一面観音像を祀る堀越癪観音のほか、歴史豊かな大宮神社や北辰妙見神社、文蔵の滝、三重の滝など名所も多い。
山崎代表は「お客様には例えば、柿の葉寿司は、あそこがうまい、などと教えます。すると今度こられた時は、本当でしたと大喜び。先ず皆様に信頼されることが大切です」と話していた。
3輪自動車の送迎は予約が必要。「四郷カフェ」は京奈和自動車道・かつらぎ西ICから大阪府和泉市方面へ向かう、国道480号「四郷第二トンネル」西入口近く。東方には道の駅「くしがきの里」もある。
問い合わせは、かつらぎ町滝231の5の「四郷カフェ」(電話=0736・25・0450)。
写真(上)は日本1の串柿の里・四郷地区でオープンした「四郷カフェ」。写真(中)は店内でも販売している串柿の玉簾(たますだれ)。写真(下)はJR和歌山線・笠田駅などへ送迎する山崎代表とギリシャ製3輪自動車。


更新日:2019年11月23日 土曜日 00:00

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