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高野松茸1キロ13万円落札!橋本の市場に秋の香り

秋の香り一番と言われる松茸(まつたけ)の本場、和歌山県高野町高野山周辺の名産「高野松茸」が、10月2日、橋本共栄青果市場=林秀行(はやし・ひでゆき)代表(橋本市東家)=に入荷し、競り市が行われた。
入荷したのは、高野山周辺の高野町富貴・筒香、奈良県野迫川村などの松茸20・5キログラム(約300本)。大きさは長さ約20センチ、軸直径5センチ程で、平均的な長さは10センチ前後だった。
午後2時半、和歌山はじめ、関西一円から10数人の小売業者が集まり、入荷したばかりの松茸が1箱ずつ競り市にかけられ、最高値は1キログラム13万円(昨年11万7000円)、平均5万4000円前後で落札した。
小売業者は先ず、京都や大阪などの料亭に出荷するらしく、天候次第だが10月下旬頃には収獲本番となり、今年も庶民の口に届くまで、しばらく〝高値の花〟が続きそう。
林代表は「今のところ松茸は小ぶりですが、これから気温が下がれば、大きくなってくれる。何よりも品質のいい松茸がとれて欲しいです」と期待。
河合秀宣(かわい・ひでのり)組合員の妻・啓子(けいこ)さんは「この松茸、焼いたり、土瓶蒸しにすると、美味しいですよ」と話していた。
写真は、河合組合員と妻・啓子さんが披露する美味しい〝高野松茸〟の数々。


更新日:2019年10月3日 木曜日 00:00

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