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健康寿命へ「貯筋」運動始まる♪憩楽クラブかつらぎ

力強い健康寿命を育む「貯筋運動サテライト」が9月11日、和歌山県かつらぎ町佐野の笠田公民館佐野分館で始まった。参加した60歳以上の高齢者は各自、体力測定のうえ、足腰の筋力を鍛える運動に挑み、「がんばれば、生涯楽しく元気に過ごせそう」と、「貯筋」に意欲を見せていた。
この「貯筋運動サテライト」は、公益財団法人 健康・体力づくり事業財団が主催。NPO・憩楽(いこら)クラブかつらぎ事務局が主管。
先ず、男女3人が参加し、健康運動実践指導者の西風弘士(にしかぜ・ひろし)さん(32)が教示、クラブマネジャーの山下利香(やました・りか)さん(54)らがサポート。
参加者の身長・体重・胸囲を記録。歩行速度(5メートル)、上体起こし(回数)、椅子に座ってのつま先上げやかかと上げ、床のシートに寝転んでの起き上がり回数などを測定記録した。
この後、主題歌「貯筋のテーマ」=福永哲夫(ふくなが・てつお)作詞=を流し、参加者らは椅子に座ったままで、「みんなで伸ばそう 健康寿命 使えばなくなる お金の貯金 使って貯めよう 筋肉貯筋 老後に備えて 貯金と貯筋」という歌・リズムに乗せて、両手を大きく振り、足をしっかり上げて、歩くかたちの運動に挑んだ。
西風さんは「最新の研究結果では、入院などで2週間ほど動かないでいると、太ももの筋肉は7年間もの歳月を経た分だけ減少します。今回の運動の最終日には、皆さんの筋肉データがうんと良くなっているように、頑張ってください」と激励。
普段から奈良・二上山などへ、積極的にハイキングを楽しんでいるという参加者らは、にっこり頷いていた。
山下さんは「この貯筋運動を昨年、実践したところ、皆様から『まさに健康寿命が延びそう』と好評だったので、今年も開催することに決めました。どうぞ、お気軽に参加してください」と呼びかけている。
今後11月27日までの毎週水曜日(計12回)に、佐野分館では午前10時30分~11時30分、笠田東児童館では午後1時30分~2時30分に開催される。
おおむね60歳以上の男女が対象で、定員30人、参加費2000円。支払は初回の参加時だが、事前申込みが必要。
問い合わせは憩楽クラブかつらぎ事務局(電話=0736・22・1023)=火~金曜の午前10時~午後3時。
写真は貯筋運動サテライトに参加、筋力測定や筋力づくりに挑む参加者と指導者の西風さん、サポートする山下さんたち。


更新日:2019年9月12日 木曜日 00:00

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