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素敵、ポーランド民族舞踊♪橋本の子供たち大歓声
OSAKA IN THE WORLD 2019「ポーランド民族舞踊団 POLTEX公演」が7月15日、和歌山県橋本市の橋本市民会館大ホールで開かれ、家族連れら約500人が、東欧の軽快な舞踊や歌を満喫した。
これはOSAKA IN THE WORLD 実行委員会30周年記念事業で、橋本ユネスコ協会=辻本徹(つじもと・とおる)会長=と、橋本市国際親善協会=櫻井晴美(さくらい・はるみ)会長=が主催した。
ポーランドは「太陽中心説」を唱えたニコラウス・コペルニクスや、名高い作曲家・ピアニストのフレデリック・フランソワ・ショパンの出身地。辻本会長はポーランド紹介のあと「きょうは民族舞踊をゆっくり楽しんでください」と挨拶した。
この日、同舞踏団のアダム・コヘル団長夫妻ら計25人が来日して、うち中学、高校、大学生21人が舞台に登場。歌は「故郷に帰ってくる」「カラフルな馬車」、舞踊は「もっと良くなる」「結婚したい」など計約20曲をさっそうと披露した。
途中、踊り子は日本とポーランドの国旗をかざす。全員、色鮮やかな衣装で、軽快なリズムに乗ってステップを踏む。少年は若い女性たちに踊ってもらう。そのすがすがしさが会場に伝わり、大きな拍手が起きていた。
同舞踊団は、前日から橋本市内の13家庭でホームステイ。そのホストファミリーの約10人の子供たちが、舞台の下から手拍子を打って応援した。
最後に子供たちが舞台に上がり、感謝の花束を贈呈すると、今度は団員たちが、子供たちの手を握って一緒に踊り出す。子供たちは飛び跳ねながら、歓声を上げていた。
橋本ユネスコ協会の高崎正紀(たかさき・まさき)副会長は「きょうも舞踊を通じてポーランド人の心を感じることができました。これからも皆様と共に世界各国の人々と、親善交流を大切にしていきたいです」と話していた。
写真(上)は素敵な踊りを披露するポーランド民族舞踊団の人々。写真(中)は男性たちが日本とポーランドの国旗を掲げ、女性たちが歌い踊る一幕。写真(下)は民族舞踊団の人々と舞台で仲よくするホストファミリーの子供たち。