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母校・高野口小へ丸壺寄贈~重文指定記念で同窓生

和歌山県橋本市高野口町の市立高野口小学校が国の重要文化財に指定されたのを記念して、昭和34年(1957)春の卒業生たちが、4月12日、同小音楽室で同窓会を開き、恩師や校舎への感謝を込めて「信楽焼の丸壺」=同級生の陶芸家・西川光男(にしかわ・みつお)さん(68)作=を寄贈、森下まちこ校長は「玄関に飾って、子供たちに見てもらいます」と謝辞を述べた。
この日、同窓生34人が音楽室に参集。先ず、ゲスト出演の藤代信子(ふじしろ・のぶこ)さんのピアノ、同窓生の相沢栄一(あいざわ・えいいち)さんのサックス伴奏で、全員起立して「高野口小学校・校歌」を懐かしく合唱した。次に、藤代さんと相沢さんの2人が「ふるさと」「未来へ」「津軽海峡冬景色」などを演奏すると、全員、半世紀以上も前の童心にタイムスリップ。お互いに拍手で讃え合った。
この後、谷本正明代表幹事と西川さんから、信楽焼の穴窯で焼きしめた丸壺(高さ30センチ、直径33センチ)を、「母校では、大変お世話になりました」と、森下校長に手渡した。森下校長は「きょうの皆様のことは、子供たちに説明し、この丸壺は玄関に飾って、大切にしたい」と応えていた。
西川さんは京都市在住。平成11年(1999)に陶芸の道に入り、大阪のラジオ局(役員)を退職後は、本格的に陶芸活動。日本伝統工芸近畿展や京展で入選するなど受賞多数。この日、「高野口小学校の門をくぐるのは56年ぶり。私の焼いた丸壺が、私たちを育ててくれた母校に飾ってもらえる。これ以上の喜びはありません」と感無量だった。
高野口小学校は明治8年(1875)開校の日本で1番古い現役の木造校舎。昨年1月に国の重要文化財に指定されている。
写真(上)は高野口小学校で開かれた「いぬい会」の同窓会。写真(中)は森下校長に丸壺を手渡す西川さん=左。写真(下)は「いぬい会」の同窓会で、懐かしい曲の数々を演奏する藤代さんと相沢さん。

更新日:2015年4月13日 月曜日 00:00

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