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高校生に企業ガイダンス!進路選択へ219人参加
就職希望の高校生に和歌山県橋本・伊都地方の企業の魅力を紹介する「企業ガイダンスin伊都2019」が7月11日、橋本市高野口町の同市産業文化会館大ホールで開かれ、人生設計の入口に立つ生徒たちは、緊張した面持ちで、進路選択の知識をつかみ取っていた。
和歌山県と和歌山労働局(ハローワーク橋本)が主催、橋本市が協力した。
橋本・伊都地方に事業所を置く製造、販売、サービスなど計24社がブースを出展。来年3月卒業予定の紀北工業、紀北農芸、笠田、伊都中央高校の計4高校219人が参加した。
各ブースでは、会社概要、事業内容、設立時期、社員構成、特徴などのバンプを配布。職場風景の写真や動画などを使い、仕事内容をわかりやすく紹介し、生徒たちからの「待遇面」などの質問にも、やさしく応えていた。
また、匠工房 株式会社松谷佛具店では、担当者が位牌のつくり方を披露。生徒たちも最後に位牌づくりを体験し、その難しさや、楽しさを実感できた様子。
それぞれ1人当たり、希望の3ブースを巡った生徒たちは、「仕事の内容がわかり、参加してよかったと思う」「就活は将来生活を左右するので真剣に考えたい」と口々に話していた。
この企業ガイダンスは今年で2回目で、田辺市、和歌山市、橋本市の県内3市で順次開催。和歌山県労働政策局の大山茂(おおやま・しげる)参事は、「人口減少の中、とくに若い労働力は大切です。県内企業の素晴らしさが、生徒たちに伝わってくれたらうれしい」と話していた。
写真(上)は企業説明を受ける高校生たち。写真(中)は佛具店の担当者の指導で位牌づくりを体験する高校生たち。写真(下)は参加した高校生と各企業のブース。