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声高らかに紀北合唱祭♪20団体300人楽しく交流

和歌山県・紀北地方の紀の川流域で活躍するコーラスグループの祭典「第34回紀北合唱祭」(紀北合唱連盟主催)が、6月23日、同県かつらぎ町のかつらぎ総合文化会館・あじさいホールで開かれた。
橋本市、九度山町、かつらぎ町、紀の川市、岩出市の3市2町から、子供や高齢者、若い女性ら20団体・約300人が出演した。
例えば、合唱集団おとだま(橋本)は、児玉修造(こだま・しゅうぞう)さん指揮、児玉紀理子(こだま・きりこ)さんピアノで、子育て中のお母さんを中心に12人が、全員カラフルなスタイルで登場し、「歩くうた」「瞳をとじて」を歌った。
コーラス・てまり&ひびき(同)は、白いドレスの女性11人と、カッターシャツにネクタイ姿の男性7人の混成合唱。澤村一郎(さわむら・いちろう)さん指揮、小嶋彩子(こじま・さいこ)さんのピアノで「春の日の花と輝く」「九十九里浜」を披露した。
笠田ひまわりコーラス(かつらぎ)の20人は、松本亜紀子(まつもと・あきこ)さん指揮・ピアノで、女性合唱のための「うた・ねがい・星めぐりの歌」より「ねがい」を歌い上げた。その度にグループの心情が伝わり、会場から大きな拍手が起きていた。
この紀北合唱祭は、昭和60年(1985)6月、梅田恵以子(うめだ・えいこ)さん作詞・森川隆之(もりかわ・たかゆき)さん作曲の「紀州路100曲・第1回発表会」を兼ねて、橋本市民会館で開いたのが始まり。
この合唱祭が原動力となって、橋本市産業文化会館「アザレアホール」、かつらぎ総合文化会館「あじさいホール」、紀の川市には粉河ふるさとセンターなどが、次々と建設されてきたという。
城内育代(じょううち・いくよ)理事長は「各グループとも、福祉施設や幼稚園などで、子供や高齢者と共に歌うなど、頑張っています。これからも合唱祭を続け、交流と歌を楽しんでほしい」と話していた。
写真(上)はカラフルな服装で歌う合唱集団おとだまの皆さん。写真(中)はピアノ演奏するコーラス・てまり&ひびきの小嶋彩子さん。写真(下)は大勢で合唱する笠田ひまわりコーラスの皆さん。


更新日:2019年6月24日 月曜日 00:00

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