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「おいちい」♪いちご狩り~九度山で子供ら大喜び

戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町九度山の観光農園で、「いちご狩り」シーズンを迎え、「いちごの里 裕(ゆう)」=前悦二(まえ・えつじ)さん経営=では、大阪を中心に近畿一円から大勢の家族連れや若いカップルらが訪れている。
「いちごの里 裕」は、紀の川南岸の平野部にビニールハウス8棟を設け、和歌山県オリジナル品種で真っ赤な「まりひめ」や、最近人気のホワイトいちご「白雪小町(しらゆきこまち)」など、8種類計約1万株を高設栽培(こうせつさいばい)。
大阪市内などからマイカーで訪れた家族連れらは、いちごの実と花の美しいハウス内を歩いてまわり、さわやかな甘味と酸味、とても酸味の少ない甘み、果肉の形や柔らかみなどを食べ比べ、子供たちは「おいちい」と口をとがらせ、親御さんはその可愛い表情を見守っていた。
九度山町では町と商工会、生産者が」「新しい観光資源」にと5年前から「観光いちご狩り」をスタート。「いちごの里 裕」は毎年1月から5月上旬まで開園し、昨シーズンは約3000人が訪れている。
代表の妻の賀代子(かよこ)さんは「去年の大型台風で、ハウスの屋根など被害を受けましたが、温度や水質管理に取り組み、お蔭さまで例年通り、おいしいいちごが次々生まれています」と話した。
同園では車椅子でも遊べるよう、通路を広くしており、足腰の不自由な人たちにも喜ばれている。
料金は小学生以上1500円、幼稚園児1000円、3歳児500円。2歳以下は無料。駐車場は8棟で計約20台を収容できる。
問い合わせ・予約は九度山町433「いちごの里 裕」(電話080・6145・9398)へ。
写真(上)は母子で楽しい「いちご狩り」。写真(中)はハウス内の「いちご狩り」風景。写真(下)は和歌山県オリジナル品種「まりひめ」=いずれも「いちごの里 裕(ゆう)」で。


更新日:2019年1月24日 木曜日 00:00

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