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できた!栗狩り観光園♪頭根さん福利厚生に提供へ

和歌山県かつらぎ町広口の柿農家・頭根英之(とね・ひでゆき)さん(70)は、裏の荒山(あれやま)を購入、5年がかりで整備して、「栗狩り観光園」をつくりあげた。近くでは今春、京奈和自動車道・かつらぎ西IC(インターチェンジ)につながる大阪和泉市からの国道480号「鍋谷峠道路」が開通し便利になった。頭根さんは「できれば来年以降、いろんな企業の厚生福利の一環として、ここを無償提供し、皆さんに栗狩りや山上食事を楽しんでいただきたい」と話している。
頭根さんは和歌山県伊都振興局の農業改良普及センター長や、那賀振興局の産業振興部長などを歴任して約9年前に定年退職。今は自宅裏の鬼虎山(きとらやま=標高約300メートル)の約2万平方メートルで柿栽培に汗を流している。
約5年前、所有者の事情で、鬼虎山の山頂付近の柿畑が荒山になり、葛(ぐす)や茨(いばら)で亀の甲羅(こうら)のように覆われていた。
頭根さんは所有者からの依頼で、この荒山(約20R)を購入。チェンソーなどで根気強く葛や茨を除去した。2年前には丹波栗(たんばぐり)の苗(1年生)40本を植栽。業者に頼んで、栗畑の中の4本の道(計180メートル)をコンクリート舗装。細い金属パイプで門扉(もんぴ)と猪囲(ししがこ)いを設置。「栗狩り観光園」を完成させた。
この場所からは、向かいの円山(まるやま)山系の稜線(りょうせん)や、今春開通して大阪府和泉市~かつらぎ町を結ぶ国道480号の一部が見える。丹波栗の苗は現在1・5~2メートルに生長し、枝々には今秋初めて、大きな毬栗(いがぐり)が生まれている。とても若い丹波栗だが、もう十分に味わえるという。
頭根さんは「この場所には、市街地とは違った四季折々の風景があります。単に栗狩りとは言わず、バーベキューなり手弁当なり、各企業にふさわしいレクリエーション計画を立てて、社員の方々に楽しい時間を過ごしていただけたら本望」と話している。
この「栗狩り観光園」は、京奈和自動車道・かつらぎ西ICから近い同町広口のJA紀北かつらぎ「四郷グリーン店」前から、約1キロの山道を登ったところ。普通車で約10台が駐車できる。
写真(上、下)は大きく若々しい丹波栗と頭根さん。写真(中)は誰でも栗狩りやバーベキューを楽しめるよう足元を舗装整備した頭根さんの「栗狩り観光園」。

更新日:2017年9月7日 木曜日 00:00

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