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橋本駅前♡大にぎわい♪音楽・出店・飲食~秋の夜
昔のふる里のにぎわいを取り戻そうと、和歌山県橋本市の一般社団法人・高野山麓ツーリズムビューローは9月28日午後6時~同9時、同市古佐田のJR・南海橋本駅前で、初の「ディスカバー HA☆SHI☆MO☆TO」を開催した。
駅前広場には秋祭りの地元「古佐田」の提灯(ちょうちん)が、屏風状に掲げられ、その前にテント張りの店が沢山林立。ひね鶏の鉄板焼き、柿の葉寿司、かき氷、生ビール、レモンサワーなどを販売した。
夜空の下には、4~6人掛けテーブル15脚が並び、オープンと同時に、駅の乗降客や家族連れ、若いカップルらが数珠つなぎで、好みの食べ物やアルコール類を注文。たちまち全席が埋め尽くされていく。
駅の玄関口近くでは、音楽グループ「アシュリン」(アイルランド語で夢という意味)の木下加寿子(きのした・かずこ)さんがハンマーダルシマー、吉田陽子(よしだ・ようこ)さんがティン&ロー・ホイッスル、田中章悟(たなか・しょうご)さんがベースギターで、「タイタニック」「第三の男」のテーマ曲や「異邦人」、アイリッシュ音楽など、計約40曲をつぎつぎと演奏した。
大勢の市民らは、秋の夜風に吹かれながら、心地よい音色に心ほぐされ、自慢の橋本の飲食を味わい、家族や友人らとの会話も弾んでいた。
静かに音楽を聴き、から揚げをあてに、生ビールを味わったある市民は、「こんな橋本駅前の賑わいは、数10年ぶりのことで、とても感激しています。この調子で、楽しいイベントを続けてほしい」とにこにこ。
高野山麓ツーリズムビューローの担当者は「駅前活性化には、JR・南海のご協力をいただき、とても有難いです。今後もいい季節を選び、開催できればと思っています」と話していた。
写真(上、下)は大勢の客で満員御礼になった「ディスカバー HA☆SHI☆MO☆TO」。写真(中)はアイリッシュ音楽を演奏する「アシュリン」と耳を傾ける女の子たち。