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小中学生「かつらぎかるた」作成♪絵文で郷土愛育む

和歌山県かつらぎ町の町立小学・中学校の児童生徒たちは、ふる里の名所・旧跡や伝統文化、特産物などを絵・文で表現した、手描きの「かつらぎかるた」を作成した。同町と町教委は12月8日、町政60周年記念事業「かつらぎかるた大会」を開き、かるた競技を通じて、児童生徒たちの郷土愛を育み、交流・友好を深めたいとしている。
同町内には笠田、大谷、妙寺、渋田、柳瀬の5小学校と笠田、妙寺の2中学校(児童生徒数1086人)があり、町教委の企画・募集により、全校で「かるた」(縦9・5センチ、幅7センチの紙製)の読み札と絵札を各46枚・計2000組を作成した。
例えば「か」「つ」「ら」「ぎ」の各作品を見ると、読み札は「かつらぎ町のみんなのヒーローかき王子」「月の夜花火が上がる夏祭り」「ラストスパート力の限り走り抜け三谷マラソン」「紀州の国の活力導く鍋谷トンネル」と手書きで記されている。
絵札はその読み札に合わせて、かつらぎ町のイメージキャラクターかきおうじ、花火とお月様、走る人々、トンネルを抜ける車などが、写生タッチでわかり易く描かれている。
「かつらぎかるた」(箱入り)は、すでに同町の小中学生全員に贈呈。「かつらぎかるた大会」は、12月8日(土)午前9時受付、同9時30分に開会式、同10時に競技開始。小学校1~6年生、中学校1、2年生の代表選手が個人戦、クラス別対抗戦に挑む。
ふる里自慢の風物の数々を、児童生徒が自由に描いた、この手作り「かつらぎかるた」。他市町の人たちから「とても素晴らしい企画。児童生徒が、心楽しく、ふる里を学べば、それは将来に役立つことでしょう」と讃えられている。
写真=かつらぎ町の小中学生が手描きの「かつらぎかるた」の絵札と読み札。


更新日:2018年9月28日 金曜日 00:00

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