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スーパームーン王様の木の上に♪正月2日の橋本夜景
1年のうちで一番大きく見えるというスーパームーンが平成30年1月2日、和歌山県橋本市の大空にも輝き、正月早々、大勢の市民の心を和ませた。
この日未明はかなり雲が厚くて、スーパームーンを見られなかったが、午後9時頃になると曇りとはいえ、羽毛(うもう)のような雲が去るたびに、スーパームーンがあらわれて、山河もまちもぱっと明るくなった。
ここ旧・橋本小学校の校庭には、昭和30年(1955)頃に植えられ、子供たちが親しんだ「王様の木」=メタセコイヤ(高さ26メートル)=があり、地元の東家しんし会青年部が、約1万個のイルミネーションで飾っている。スーパームーンは、その真上にきて、大きくまんまるく輝き、「王様の木」の夜景を引き立たせる。
さらに南海・学文路駅でも「ふるさとサークル学文路」が飾り付けたイルミネーションや、県立紀北工業高校・ものづくり研究部が制作・掲示したLED照明看板があり、その上にもスーパームーンが浮かんで、光を放ち合っている。
今は大勢の市民が、大阪など都心部から帰郷しており、この光景をスマホ撮影して、友人知人に配信したに違いない。「伊都橋本を愛する会」の畑野富雄(はたの・とみお)代表は「多くの皆さんが、ふる里でスーパームーンを見ることができました。これはとても幸先(さいさき)がいいと思うので、私たちもしっかり精進したい」と話していた。
主催者の話では「王様の木」のイルミネーションは1月8日(月)、学文路駅のイルミネーションは1月15日(月)まで点灯する予定。
写真は旧・橋本小学校校庭で子供たちに親しまれた「王様の木」(メタセコイヤ)のイルミネーションとスーパームーン。