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ウインズ平阪さん歌で祝う♪高野口公民館開館10年
橋本市民の生活・文化交流の拠点である和歌山県橋本市高野口町の高野口地区公民館の「開館10周年記念イベント」(同実行委員会主催)が、同公民館文化祭・初日の10月28日(土)、同町の橋本市産業文化会館(アザレアホール)で開かれる。高野口出身の人気のシンガーソングライター・ウインズ平阪さんの「トーク&ライブ」もあり、北浦健司(きたうら・けんじ)館長は「ぜひ皆さんお揃いで、楽しいひとときを過ごしてください」と、参加を呼びかけている。
高野口地区公民館は旧橋本市と旧高野口町が合併2年後の平成20年4月に開館した。現在、1階には「10周年に感謝を込めて 新たなる旅立ち」のタイトルで、高野口の文化祭や歩行者天国、餅つき、味噌づくり、盆踊りなど、さまざまな公民館活動の風景写真を展示している。
10月19日には、夫婦共働きなどによる「孤食(こしょく)」をなくす、橋本こども食堂実施団体認定制度に基づき、NPO法人いぶき福祉会による「こうやぐちこども食堂」をオープン。同公民館に100人以上が集まって、提供されたカレーライスをいただき、バールーンアートを楽しんだ。毎月第3木曜日の午後6~8時に開かれるという。
「開館10周年記念イベント」は、28日(土)午後1時から開催。FMはしもとパーソナリティー・藪下恵子(やぶした・けいこ)さんが司会を担当。平田宗一郎(ひらた・そういちろう)実行委員長が開会挨拶、平木哲朗(ひらき・てつろう)市長らが祝辞。同館運営委員の加藤儀夫(かとう・のりお)代表や、サークル指導者の堀江千永甫(ほりえ・ちえほ)代表に感謝状が贈られる。
午後2時からの記念イベントでは、ダンシングマッシュルームが「やっちょん踊り」、さいおりが「盆踊り」、とくに郷土愛・人間愛が素晴らしいと人気のウインズ平阪さんが、約1時間にわたってトーク&ライブを繰り広げる。
最後の「お楽しみ抽選会」は、先着300人に抽選券を配り、「紀の国橋本スポーツ吹矢サークル」が吹矢で当選発表。当選者には1000~5000円の商品券(高野口商工会の加盟店で使用)が進呈される。
一方、同公民館「文化祭」は、28、29両日、同じく橋本市産業文化会館で開かれ、市民が丹精込めたパイルコラージュ、絵画、絵手紙、洋裁、短歌、書道、華道、陶芸、写真などが展示される。
北浦館長は「当公民館は市民の学習の場、憩いの場、コミュニケーションの場です。その開館10年の節目なので、ぜひ、歌や踊り、芸術の秋を楽しんでください」と話している。
問い合わせは橋本市高野口地区公民館(電話=0736・33・3111)へ。
写真(上)は人気のシンガーソングライター・ウインズ平阪さん=「恋し野 あじさい園」のあじさいまつりで。写真(中)は開館10周年を迎える高野口地区公民館。写真(下)は「10周年に感謝を込めて 新たなる旅立ち」のタイトルで公民館活動の写真展と北浦館長。