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黒河道・探究の歩行体験♪大阪のデザイン学生一行

高野山真言宗総本山・金剛峯寺へ登る世界遺産「黒河道(くろこみち)」=和歌山県橋本市~高野町=をデザインでアピールしようと、大阪市立デザイン教育研究所=大阪市阿倍野区文の里=の学生たちは、高野参詣黒河道プロジェクト第1回「探究活動記念2017」と題し、黒河道を歩行体験した。高野山麓の黒河道入口にある高野山真言宗・定福寺(じょうふくじ)の生地清祥(おんじ・せいしょう)住職ら地元の人々は「このような学生さんの取り組みがうれしい」と感謝、期待している。
「黒河道」は定福寺~五軒畑岩掛観音~鉢伏(はちぶせ)弘法井戸~明神ヶ田和(みょうじんがたわ)~市平橋(いちだいらばし)~林道合流~久保小学校~茶堂跡~粉撞(子継)峠(こつぎとうげ)~女人堂跡間の約16キロ。
大阪市立デザイン教育研究所の塩崎浩之(しおざき・ひろゆき)専任講師ら率いる男女学生6グループ計39人が参加。7月12日午後、南海高野線・高野下駅で下車。地元の「椎出(しいで)鬼の舞保存会」の河合達哉(かわい・たつや)会長が出迎えた。この日は市平橋近くのキャンプ場で一泊し、翌13日朝、出発して、休憩をはさみながら、約3時間半かけて、定福寺までの約6・3キロを歩いた。
例えば途中の「鉢伏弘法井戸」は、弘法大師・空海の加持水(かじすい)が湧くという岩造りの古井戸を写真撮影。「五軒畑岩掛観音」では、その高台から紀の川や橋本の町並み、バックの和泉葛城金剛山脈を展望。多くの先人たちが歩いてきた黒河道の雰囲気をしみじみと味わった。
一行は険しい山林・竹林の坂道を、汗だくになりながら、要所要所で立ち止まり、感じた事柄をメモしたり、カメラやスマホで撮影したり。1年生の木村佳苑(きむら・かおん)さんや都暖奈(みやこ・はるな)さんらは、「しっかり黒河道を体感して、すてきな案内板を作れたら」「360度、途中スポットを撮影して、世界にネット紹介できれば…」と、希望を話した。
定福寺では生地住職や、橋本市教委の大西基夫(おおにし・もとお)文化スポーツ室長、橋本商工会議所・中小企業相談所の豊澤康範(とよざわ・やすのり)次長、「ふる里の山に花をの会」の山本洋久(やまもと・ひろひさ)さんらが出迎えた。
一行は同寺で昼食。生地住職らが、世界遺産に追加登録された黒河道や地元民の活動ぶりを紹介。学生たちが黒河道を歩行体験してくれたことに謝辞を述べた。
大阪市立デザイン教育研究所に「黒河道のアピール協力」を依頼した、紀州高野組子細工師・池田秀峯(いけだ・しゅうほう)さんは、「黒河道を見聞することで、いいデザイン勉強になると思うし、そこから素晴らしい案内板などを製作してもらえたら、大いに有難いです」と喜んでいた。
写真(上)は黒河道を歩行体験する大阪市立デザイン教育研究所の学生たち一行。写真(中)は鉢伏弘法井戸を見学・写真撮影する学生たち。写真(下)は定福寺付近の高野玉川新四国霊場 第二番護摩壇「御堂」前に到着した一行。

更新日:2017年7月15日 土曜日 00:00

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