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紀伊初のコーヒーフェス♪南海九度山~高野山駅周辺
戦国武将・真田幸村ゆかりの和歌山県九度山町から、弘法大師・空海が開創した高野山にかけての、南海高野線・九度山駅~高野山駅の計8駅周辺で、6月24(土)、25(日)両日、逸品のコーヒーを味わい、歌や大道芸、講演会を楽しむ「ジャパンコーヒーフェスティバル イン紀伊2017」が開催される。主催者の同実行委員会=川久保彬雅(かわくぼ・あきまさ)代表=は「コーヒーフェス会場は各駅周辺の自然・歴史の宝庫にあり、とくに京阪神地方の都心部の方々に喜んでもらえます」と、多くの参加を呼び掛けている。
コーヒーフェスの舞台は、九度山駅近くの通称「真田のみち」(九度山商店街)の九度山1339のスーパー跡地、高野下駅そばの椎出厳島(しいでいつくしま)神社、下古沢駅は近くの九度山町立古沢小学校、上古沢駅は古沢厳島神社、紀伊細川駅は八坂神社、紀伊神谷駅は元・白藤小学校、極楽橋駅は不動坂・極楽橋、高野山駅は同駅前バスターミナル内。各駅で下車し、歩くのも楽しい。
両日の午前7時~午後4時、計8会場にコーヒーショップ計約30店が出店。イベントは例えば、古沢小学校では25日(日)午前11時30分、午後1時30分、同3時30分の3回、橋本市高野口町のシンガーソングライター・ウインズ平阪さんと長男で大学4年・靖啓(やすひろ)さんが「トーク&ミニライブ」。同じく高野口町のシンガーソングライター・浦部陽介(うらべ・ようすけ)さんが、九度山駅~高野山駅間の電車内や、駅舎、各会場を歌い巡る。
元・白藤小学校の体育館では、24、25両日(時間未定)、地元の岡田里明(おかだ・さとあき)さんが、紀伊神谷で起きた「日本最後の仇討ち」をテーマに講演。このほか、各会場で大道芸や猿回しなどさまざまな催しが予定されている。
参加希望者は九度山駅で下車、チケット購入が必要。九度山駅~高野山駅間の1日フリー乗車券は500円(中学生以上)。各会場をめぐる前売り券は1800円(コーヒー5杯分)、2200円(同7杯分)、当日券は1200円(同3杯分)、2600円(7杯分)など。各会場ブースではフード販売もある。
同コーヒーフェスは平成28年(2016)から大阪市の中崎町ホール、京都市の下鴨神社・糺(ただす)の森、奈良市の奈良公園・浮雲園地(うきぐもえんち)、神戸市のメリケンパークで開催。今回が5回目で、和歌山県内では初めて。
ウインズ平阪さんは「自然豊かな里で、コーヒーを味わい、和歌山のいろんな歌を聴いて下さい」とアピールしていた。
問い合わせは一般社団法人日本コーヒーフェスティバル実行委員会(大阪市北区天神橋5の3の5=電話06・6809・1089)へ。
写真(上)は真田家の家紋・旗印「六文銭」を染め抜いた陣幕に飾られた南海高野線・九度山駅。写真(中)は山深く木々に覆われた紀伊神谷駅。写真(下)は旧高野街道沿いにある元・白藤小学校。