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紀の川を観光資源に♪橋本・賀詞交歓会で寺本会頭

和歌山県橋本市の橋本商工会議所主催の平成29年「賀詞交歓会」が1月5日、橋本商工会館8階大ホールで、政界、経済界、行政、教育、社会福祉など、各界から約180人が参加して盛大に開かれた。
先ず、橋本商工会議所の寺本伸行(てらもと・のぶゆき)会頭、越山雅巳(こしやま・まさみ)、西岡巨充(にしおか・なおみつ)、井上努(いのうえ・つとむ)各副会頭と、松谷佳幸(まつたに・よしゆき)専務理事が登壇。
主催者挨拶に立った寺本会頭は「市街地の飲食店など商店は、市北部の約2万人の方々に、どう来てもらうかの工夫が大切」と提言。奈良の「吉野川」が橋本市の恋野橋付近で「紀の川」と名を変えることを踏まえ、「そこは水も岩肌も綺麗ので、サクラやモミジ、チューリップなどを植栽し、〝紀の川の出発点〟として全国にアピールすべき」と強調。「山田のお瀧寺近くの柿畑での柿狩りや、学文路大師の大師の水、天然温泉・ゆの里の水など、風情あふれる舞台もある」と、観光客誘致に働きたい夢を語った。
次に来賓挨拶に立った仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)・和歌山県知事は「今年3月末までに、京奈和自動車道が和歌山市で阪和自動車道と直結、奈良側もほとんどつながる。これは昔の大和街道と同じであり、このチャンスをスピーディーに活かしてほしい」と激励した。
平木哲朗(ひらき・てつろう)市長は「県や南海電鉄と協力して、さらに企業誘致を進め雇用を促進。商工会議所やJAとも協力して、地域資源による〝買われるもの創り〟が大切。防災対策は地域防災会と協働して、安全を図りたい」と説明した。
石田真敏(いしだ・まさとし)衆議院議員は「第4次産業革命=IoT(モノのインターネット)、ビッグデータ、ロボット、人工知能(AI)などによる技術革新=が起きようとしている。第1次は産業、第2次は電気、第3次はコンピュータ、第4次はインターネット…。皆さん、アンテナを高く掲げ、社会変革の中で皆さんの能力を活かしてほしい」と力説した。
この後、中本正人(なかもと・まさと)・橋本市議会議長の発声で乾杯。立食形式の交歓会が行われ、伊都振興局長や地元選出の県議、国会議員秘書、近隣の町長ら、そうそうたる面々が懇談。それぞれ名刺交換したり、ビールをついだり、新春ムードに包まれた。
中締め挨拶には越山・副会頭が立ち、交歓会は和やかなうちに閉会。昨年、会頭に就任後、初の賀詞交歓会となった寺本会頭は、終始にこやかに各界の出席者と握手を交わし、商工・農林の発展に協力を訴えていた。
写真(上)は主催者挨拶する寺本会頭と副会頭や専務理事ら。写真(中)は仁坂知事の挨拶に聴き入る大勢の出席者。写真(下)は中本・市議会議長の発声で乾杯する寺本会頭=手前=や来賓の方々。


更新日:2017年1月6日 金曜日 00:00

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