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女性会は輝き!邦楽も素敵♪橋本商議所の賀詞交歓会

和歌山県橋本市の橋本商工会議所主催の平成28年「賀詞交歓会」が1月6日、同市市脇の橋本商工会館8階大ホールで、政界、経済界、行政、教育、社会福祉など、各界から約180人が参加して盛大に開かれた。
初めに畑野富雄(はたの・とみお)・商工会議所会頭は、平野耕造(ひらの・こうぞう)、堀畑佳久(ほりはた・よしひさ)、井上努(いのうえ・つとむ)各副会頭、松谷佳幸(まつたに・よしゆき)・同商工会議所専務とともに登壇。
畑野会頭は「今年6月には近畿商工会議所女性会連合会の総会が橋本で開かれるし、今月10日からは九度山町などを舞台にしたNHK大河ドラマ『真田丸』が放映されます。多くの観光客に対し、橋本でも食事や買い物などを楽しんでいただけるよう、しつかり知恵を絞りたい」と主催者挨拶。
仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)・和歌山県知事は、「真田丸のテレビやエルトゥールル号の映画上映」「国連で世界津波の日(広川町・稲むらの火)が決定」「今年は徳川吉宗将軍300年に当たる」ことや、「京奈和自動車道は28年度中に阪和自動車道とつながり、紀見トンネル工事もいよいよ着手。橋本は日本のど真ん中になる」ことを強調。「頑張ってください」と来賓挨拶。
平木哲朗(ひらき・てつろう)・橋本市長は「昨春、橋本市ブランド推進室を設け、その成果は昨年の15倍にのぼる」ことや、「企業誘致・雇用促進が成果を上げている」ことを説明。「地方創生に全力で取り組みたい」と話した。
来賓紹介や祝電披露の後、中本正人(なかもと・まさと)・橋本市議会議長の発声で乾杯。立食形式の交歓会が行われ、地元選出の県議、近隣の町長、国会議員秘書、社会福祉施設理事長らが懇親を深めた。
途中、橋本商工会議所女性会の向井征美(むかい・まさみ)会長が役員7人とともに登壇。「6月の近畿商工会議所女性会連合会総会で、福井県と近畿2府4県から女性約500人が橋本に参集してくれる」ことを紹介。「橋本は世界遺産・高野山のふもとの宿場町として発展。今年は郷土のオリンピック・金メダリストの前畑秀子さん生誕100周年。近畿の女性たちに、このようなことを知っていただき、地元特産の土産品や食事などを楽しんでもらいたい」と述べ、協力を訴えた。
この後、賀詞交歓会では初めての「邦楽演奏」披露があり、橋本市在住の都山(とざん)流・琴古(きんこ)流・直簫(じきしょう)流の尺八三流派の奏者・辻本公平(つじもと・こうへい)さんと、県立橋本高校・邦楽部を全国大会・日本一(文部科学大臣賞)に導いた指導者・辻本啓子(けいこ)さんご夫妻が、呼吸もぴったり尺八・筝曲を演奏。日本・橋本の新年の始まりに、清々(すがすが)しい情緒を与えた。
最後に堀畑・副会頭が中締めで締めくくり、畑野会頭は「皆さんの御協力を得ながら、とくに観光産業の振興に努めるとともに、橋本への永住者を増やしたい」と希望を語っていた。
写真(上)は近畿商工会議所女性会連合会総会をアピールする向井会長。写真(中)は新春の挨拶をする畑野会頭。写真(下)は大勢の賀詞交歓会の参加者を前に邦楽(尺八・筝曲)を演奏する辻本さん夫妻。


更新日:2016年1月7日 木曜日 00:00

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