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橋本図書館「緑の森」黄葉♪芸術の秋「偉人言」紹介

来館者を歓迎する和歌山県橋本市教育文化会館5階の橋本市図書館前に飾られた「緑の森」のジャンボ切り絵が、今月、美しく黄葉(こうよう)しはじめ、「こころ色づく」というタイトルが付けられた。井澤清(いざわ・きよし)館長は「女性館員が閉館後など自発的に制作してくれました。ぜひ、ご覧ください」と言っている。
企画・制作したのは山本恵子(やまもと・けいこ)さん、林優美(はやし・ゆみ)さん、植田麻友(うえだ・まゆ)さん、中芝智美(なかしば・ともみ)さん、辻本薫子(つじもと・かおるこ)さん、大畠(おおはた)まゆみさんら館員6人。
装飾場所は同会館4階から5階・図書館に通じる階段の踊り場の壁面。今春、貼り出した「緑の森」の絵の大樹に、「長い夜をじっくり過ごす こころ色づく」というタイトルをつけて、緑葉の約半分を黄葉に変化させて、中秋の趣(おもむき)を表現した。
その下には、「いちにちパンダ」や「妖怪バス旅行」など、子どもたちに愛されそうな本の表紙写真に車輪をあしらい、14枚をつないで、列車のような形で披露。
また〝芸術の秋〟なので、「すべては奇跡だ。例えば、お風呂に入ったとき、あなたがお湯に溶けてしまわないことだって」(パブロ・ピカソ)、「書籍ほど信頼できる友はいない」(ヘミングウェイ)、「あせってはいけません。ただ、牛のように。図々しく進んでいくのが大事です」(夏目漱石)などの心打つ言葉10数点を紹介した。
さらに途中の階段の側面には「もうちょっとがんばってください!!」と記し、登りきった最後の階段の側面には「82段達成!図書館へようこそ」と称賛。健康づくりにエレベーターを避け、階段を利用する高齢者らを喜ばせている。
館員の中芝さんは「皆さん、いいね!と言ってくれるのでうれしい」「今月下旬には黄葉から紅葉へ。これからも頑張ります」と話していた。
写真(上)は橋本市図書館「緑の森」ジャンボ切り絵も黄葉。写真(中)は子どもたちに愛されそうな本紹介。写真(下)はパブロ・ピカソの言葉紹介。


更新日:2016年10月8日 土曜日 00:00

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